憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

政治的であること

 8月24日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という署名入りのかこみ記事がある。筆者は法政大教授・山口二郎氏だ。今日は、この記事に学ぶことにした。
 筆者は、「このところ、憲法擁護を訴える運動に対して、地方自治体が施設の提供や後援を断るという出来事が相次いでいる。私自身も当事者になった。
 先月末、古巣の北海道大学法学部の公開講座「憲法改正を考える」への出席を頼まれ、安倍首相の改憲路線に関する分析をしゃべった。今まで公開講座は札幌市教育委員会の後援を得ていたのだが、今年は政治的主張なので断られた。
 そのことが先日「北海道新聞」で報道された。
 取材した記者から、私が講師陣に加わったことが、後援拒否の理由の一つだったと聞いた。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「憲法改正と言う重要課題について、多面的に考える材料を市民に提供することは、大学の社会的役割である。それが政治的主張だから後援できないと言われれば、子育て、介護、雇用など政策にかかわる議論も政治的でありその種の議論の企画一切後援できないということになる。」と指摘した。
 最後に筆者は、「話は単純である。現政権による憲法改正に対して批判的な学者による講座を後援して、後から右派的な市会議員や団体に文句を付けられると面倒だと、担当者が判断しただけであろう。
 役人の事なかれ主義は、ハンナ・アレントが言う凡庸な悪への第一歩である。政治的であることを抑圧する社会で、民主主義が育つはずはない。」と締めくくった。
 「筆者が、講師陣に加わったことが、後援拒否の理由の一つだった」とのこと。
 それは筆者の影響力が、高く買われたことであり、名誉なことではないか?
 まさに「名誉の戦死」ならぬ、「名誉の札幌市教育委員会の後援拒否」とでもいうべき事柄ではないか。そして、それを「北海道新聞」で報道してくれたとのこと、これは、そのことが市民・国民にしれて、札幌市教育委員会・市議会・市長の憲法力の弱さがさらけ出されたで、恥をかいたのは、地方の為政者ではないか?まさに、「地方よおまえもか!!」の場面である。ますますの筆者の健闘に期待したい。
 
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by sasakitosio | 2014-08-28 07:02 | 東京新聞を読んで | Trackback