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by sasakitosio

米国も情報戦の餌食?

 8月10日付東京新聞社説横に、「太郎の国際通信」という署名入りの囲み記事がある。筆者は、ジャーナリスト・木村太郎氏だ。今日はこの記事を学習することにした。
 筆者は、「外国の首脳の電話を盗聴するのは米国の国家安全保障局(NSA)の専売特許かと思っていたら、その米国も電話盗聴の被害者になっていたらしい。
 ドイツの週刊誌デア・シュピーゲルのネット版が伝えたもので、イスラエルの情報機関はケリー米国務長官の電話を盗聴して中東和平交渉に活用したという。
 その情報源は「信頼すべき複数の筋」としか明らかにしていないがイスラエルともう一か国の情報機関は昨年来ケリー長官がイスラエルとパレスチナの和平交渉を仲介していた際に、同長官の電話での会話を継続的に盗聴していたと伝えている。
 当時ケリー長官はイスラエルとパレスチナの当事者の間を往復しながら関係国とも連絡を取っていたが、米国の関係施設と連絡する場合以外は暗号化装置を使えないので一般の電話を使って会話をすることが多く、それが通信衛星を通じて交信されるのをイスラエルが傍受したとされる。」と教えてくれる。
 つづけて筆者は、「イスラエル政府は、この情報を活用して中東和平交渉を有利に進めるよう図ったとみられるが、交渉そのものは進展がなく、今年4月にケリー長官は一時休止を宣言して、事実上終息していた。
 今回のガザ紛争でも仲介の労をとったケリー長官の電話がまた盗聴されたかどうかデア・シュピーゲル誌は触れていないが、この紛争をめぐる駆け引きの中でイスラエル側が同長官の情報を詳細に把握していたと思われる場面があった。
 先月25日、ケリー長官が示した1週間の停戦をイスラエル側が一蹴して戦闘がいっきにエスカレートしたときのことだ。
「ケリー提案は戦術的なテロ攻撃のようなものだ」
 イスラエルの高官がこう反発したと同国の新聞ハーレツが伝えた。
 しかし、その提案は一週間の人道休戦を設け、その間にカイロで本格停戦に向けた協議を始めるというもので、一見するだけでは「テロ攻撃」とも思えないものだった。その後休戦案をめぐってケリー長官は事前にトルコやカタールというハマスを支援している国と密接に連絡をとっていたことに、イスラエル側が不信感を募らせていたとイスラエル側で明らかにされた。
 と言うことは、今回もイスラエルの情報機関はケリー長官がトルコやカタールの外交当局などと電話するのを盗聴していたのではなかろうか。
 その真意はともかく、一国の存亡がかかる外交の裏側では熾烈な情報戦が行われていることは容易に想像できる。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「その情報戦では同盟国を盗聴することも躊躇しないことが、このイスラエル・米国の場合だけでなく最近暴露された数々の例が証明してくれる。
 日本の外交の方々も「壁に耳あり」をお忘れなく。」と締めくくった。
 よんで、同盟とは何か、信頼とは何か、を考えさせられた。
 筆者は、「情報戦では同盟国を盗聴することも躊躇しないことが、このイスラエル・米国の場合だけでなく最近暴露された数々の例が証明してくれる」との指摘は、当たっているのだろうが、情けない世の中だ。
 国家が同盟を結ぶということは、信頼が前提で成り立っているあかしだと思っていた。同盟国を盗聴するということは、相手国を信頼していない証明でもあり、信頼されていることをいいことにして相手をだまし自己の利益を図ることではないのか。それは国家間の信頼を損ね、国民間の不信を増幅させる、最悪の外交策ではなかろうか。
 日米同盟は、どうなっているのだろう?
 アメリカにいいようにされているのではなかろうか?
 知らぬは日本国民なりなんてのは、勘弁してほしい!!
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by sasakitosio | 2014-08-15 06:59 | 東京新聞を読んで | Trackback