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by sasakitosio

 沖縄県知事選 辺野古問い直す機会に

 8月8日付東京新聞社説に。「辺野古問い直す機会に」の見出しで、沖縄県知事選が載った。今日はこの記事に学ぶことにした。
 社説は、「11月の沖縄知事選で最大の争点は米軍普天間飛行場の「県内移設」問題だ。政府は本体工事の着工に向けた準備を加速しているが、知事選を、県内移設の是非を問いなおす機会にせねばならない。
 県知事選は10月30日告示、11月16日投開票の日程だ。
 三選を目指して、昨日立候補表明した仲井真弘多知事(74)は記者会見で、普天間飛行場(宜野湾市)に代わる新しい米軍施設を名護市辺野古に建設する「県内移設」について「政府案も非現実的でなくなりつつある」と推進する立場を強調した。
 仲井真氏は4年前の前回知事選で「県外移設」を掲げて再選を果たした。その後も、県民の反対が強い県内移設は「事実上不可能」と繰り返し表明してしていだが、昨年12月、政府が申請した辺野古沿岸部の海面埋めて立てを承認した。
 政府は周辺海域を拡大したり、、資材搬入を始めるなど、年内の本体工事着工に向けた準備を着々と進めている。
 しかし、そもそも知事の埋め立て承認は選挙公約違反であり、県民との約束に反する。
 承認後に行われた名護市長選でも、辺野古移設に反対する稲嶺進市長が再選された。民主主義の手続きに反する辺野古移設の強硬は、到底、認められない。」と主張する。
 つづけて社説は、「知事選には辺野古移設反対の翁長雄志那覇市長(63)も立候補の意向を固め、下地幹郎元郵政民営化担当相(52)も立候補を表明した。
 翁長氏は元自民党県連幹事長で前回知事選で仲井真陣営の選対本部長を務めた。知事の埋め立て承認に反対して対決姿勢に転じたという。保守分裂選挙の構図だ。
 自民党系の一部の那覇市議に加え、社民、共産両党などが翁長氏を支援する。県経済界にも押す動きがあり、政府が強行しようとしている県内移設への危機感の高まりと広がりをうががわせる。
 知事選は、辺野古移設を承認した仲井真氏に、県民が下す初めての審判だ。政府もその結果を重く受け止めるべきであろう。」と指摘した。
 最後に社説は、「自民党は仲井真氏支援する方向だが、情勢は厳しいとの見方もある。知事選の結果が出る前に、辺野古移設を既成事実化しようとして準備を加速しているのなら、不誠実極まりない。
 政府は少なくとも知事選が終わるまで、着工に向けた準備作業を中止すべきではないか。それが、過重な米軍基地負担を強いられている沖縄県民に対する、せめてもの誠意と言うものだ。」と指摘して締めくくった。
 読んで勉強になった。
 改めて知ったことは、
 ①「仲井真氏は4年前の前回の知事選で「県外移設」を掲げて再選を果たした」こと、
 ②「知事の埋めてて承認は選挙公約違反であり、県民との約束に反する」とのこと、
 ③「知事選には辺野古移設反対の翁長雄志那覇市長(63)も立候補の意向を固め、翁長氏は元自民党県連幹事長で前回知事選では仲井真陣営の選対本部長を務めた」とのこと、
 ④「知事選は、辺野古移設を承認した仲井真氏に、県民が初めて下す審判だ」とのこと、等々の事実だ。
 この事実を踏まえて社説は、「政府は少なくとも知事選が終わるまで、着工に向けた準備作業を中止すべきではないか」と主張する。至極もっとな意見だと思った。
 公約違反が、沖縄の選挙でどのように評価され、選挙結果に反映されるのか、民主主義の成熟度が計れそうで興味深い。
 
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by sasakitosio | 2014-08-13 17:40 | 東京新聞を読んで | Trackback