憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

電力と権力

 8月3日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という署名入りの囲み記事がある。
 筆者は「このところ、原発再稼働に向けた動きが急である。原発依存度が40%を超えた北海道電力は、経営悪化を理由に2年連続の料金値上げを申請した。そして泊原発が再稼働すれば、引き下げると言う。経済産業省の対応はまだ明らかではないが、料金引き上げが嫌なら原発再稼働を認めろというふざけた言いぐさを許すのだろうか。」と切りだした。
 つづけて筆者は、「経済学者の大島堅一氏が明らかにしたように、今までの電気料金は原発のコストを正しく反映していない。原発による電気が安いというのは、廃炉、廃棄物処理、事故の場合の補償などの費用を除外している。今は安いように見えても、いずれは高いツケを払わされるのが原発である。
 電力の安定供給のためには電力会社に何らかのテコ入れする必要があろうが、目先の料金だけを見て再稼働を決めるのは歴史に残る愚策となるだろう。将来の日本でどのように電力を供給するか、広い視野で議論しなければならない。」と指摘した。
 最後に筆者は、「電力会社をめぐっては、関西電力が歴代の自民党政権の首相に巨額の献金を行っていた事が報じられている。また、東京第五検察審査委は福島第一原発事故についての、東京電力の当時の首脳の刑事責任を問うべきだと起訴相当の議決をした。
 電力会社をめぐる法的、政治的問題について、今こそしっかり掘り下げる必用がある。」と締めくくった。
 筆者の「電力会社をめぐる法的、政治的問題について、今こそしっかり掘り下げる必用がある」の指摘は、その通りだと思った。
 しかし、東京第五検察審査会が福島第一原発事故について、東京電力の当時の首脳の刑事責任を問うべきだとの起訴相当の議決をしたことは、一つの希望ではあるが、関西電力が歴代の自民党政権の首相に巨額な献金を行っていたことに見られるように、これは氷山の一角であり、今の自民党中心の自公政権に自浄能力を期待しても、それは無いものねだりと言うものではないか?
 ここは一番、憲法を生活の隅々に生かし、世界の模範となる「民主主義、自由主義、文化・教育・福祉主義(?)」の国家を目指した国づくり、明治維新以来の体制変革が必要なような気がしてきた。
[PR]
トラックバックURL : http://sasakitosi.exblog.jp/tb/20984197
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by sasakitosio | 2014-08-07 07:24 | 東京新聞を読んで | Trackback