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by sasakitosio

「青い森」に広がる不安

 7月30日付東京新聞社説に、「回らない核のサイクル<③>」という記事が載った。今日はこの社説に学ぶことにした。
 社悦は、「核燃料サイクルは本当に回らないのではないか・・・六ヶ所村のある青森県に不安が広がっている。
 日本原燃が六ヶ所村で進める核燃料サイクルのうち、要の再処理工場、MOX燃料工場は完成の前に福島で原発事故が起きた。状況は一変した。
 「地元のためだけではない。エネルギー資源のない日本に使用済み核燃料を再利用する核燃料サイクルは必要だ。だから長い年月と先人の苦労で立地してきた」と県関係者は変わらぬ決意を語るが、不安は隠せない。」と切り出した。
 つづけて社説は、「そのひとつが高レベル放射性廃棄物の最終集処分場問題だ。
 六ヶ所村では、フランスなどに委託して出た核のごみ「高レベル放射性廃棄物」を30~50年保管する貯蔵施設がすでに稼働している=写真。むつ市には再処理までの間使用済み核燃料5千トンを備蓄する施設が建設中だ。
 いずれも核のごみを地層深く埋める最終処分場の建設地が決まるまでの中間貯蔵施設と位置づけられている。
 現在、国内の原子力発電所などに保管され、再処理を待つ使用済み核燃料は1万7千トンにのぼる。
 最終処分場の候補地は原子力発電環境整備機構(NUMO)が公募してきたが進んでいない。サイクルの中核、高速増殖炉原型炉「もんじゅ」もトラブルで停止している。」と教えてくれる。
 さらに社説は、「サイクルが行き詰まれば、なし崩し的に青森県が最終処分を受け入れさせられるのではないか。
 豊かな自然を「青い森」として売り出し、観光にも力を入れる青森県は「最終処分は絶対受け入れられない。これは県民との約束だ。もし核燃料サイクルが回らないなら、現在貯蔵している高レベル廃棄物も撤去をもとめる」と断言する。
 そうなれば六ヶ所村に中間貯蔵されている核のゴミさえ行き場を失って宙に浮く。リサイクルどころではない事態が今、直面している現実だ。」と締めくくった。
 読んで、六ヶ所村の苦悩が少しわかった。
 ①「高レベル放射性廃棄物の最終処分場問題が決まらない」現状。
 ②「サイクルが行き詰まれば、なし崩し的に青森県が最終処分場をうけさせられのではないかと言う」懸念。
 ③「青森県は、もし核燃料サイクルが回らないなら、、現在貯蔵している高レベル廃棄物も撤去を求める」とのこと。
 ④「そうなれば、六ヶ所村に中間貯蔵されている核のゴミさえ行き場を失って宙に浮く」とのこと。
 ⑤「リサイクルどころでない事態が今、直面している現実だ」とのこと。
 
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by sasakitosio | 2014-08-04 07:43 | 東京新聞を読んで | Trackback