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by sasakitosio

プルトニウムの焼却炉

 7月29日付東京新聞社説に、「プルトニウムの焼却炉」の見出しで、「回らない核のサイクル<②>」という記事が載った。今日はこの記事に学ぶことにした。
 社説は、「本州最北端まで4キロ。一本釣りのマグロで知られ、海峡越しに函館の夜景を望む青森県大間町に、大間原発の建設は進む=写真
 普通の原発とは少し違う。
 大間原発は、プルトニウムを混ぜたMOX燃料だけを燃やすように設計された、世界初のフルMOX原発である。年に約1トンのプルトニウムを処理できる。
 運営は、電力卸会社の電源開発(Jパワー)。水力や石炭火力で日本経済を支え、大間は初めての原発だ。」と教えてくれる。
 つづけて筆者は、「だが、今なぜか。日本原子力研究開発機構が、福井県敦賀市で新型転換炉と呼ばれた「ふげん」の解体を進めている。世界で初めて本格的にプルトニウムを使った原子炉だ。1978年から25年間運転された。
プルトニウム239の半減期は2万4千年。直接廃棄処分すれば、数万年単位の管理が必要になる。そこで、それを燃やして半減期の短い、別の死の灰(核分裂生成物)に変えてしまうのが転換炉の目的だった。MOX燃料の放射性量はウラン燃料より高い。
 いわばプルトニウムの焼却炉。
 燃やしてさらに新たな燃料を生み出す高速増殖炉の「もんじゅ」(福井県敦賀市)とは、根本的な違いがある。」と教えてくれる。
さらに社説は、「当初政府は、小型の原型炉「ふげん」の次の実証炉を大間に造るつもりでいた。
 ところが建設費が巨額で引き受ける電力会社がない。「もんじゅ」は、トラブルが続いたまま。米国は日本に、プルトニウムの蓄積を許さない。国の原子力政策は既に崩壊していた。」と指摘した。
 最後に社説は、「Jパワーは2003年まで、政府出資の特殊法人だった。「国と電力会社の協力を得てやりなさい~~。原子力委員会の決定でした。」と大間駐在の幹部は振り返る。
大間原発は、プルトニウム減らしという新たな国策を背負う。
 しかしこのまま原発を動かして、再処理もしなければ、追いつける量ではない。これをサイクル(環)と言うのだろうか」と締めくくった。
 読んでいくらか知識が増えた。
 ①「大間原発はプルトニウムを混ぜたMOX燃料だけ燃やすように設計された、世界初のフルMOX原発である。年に約1トンのプルトニウムを処理できる」とのこと。
 ②「日本原子力開発機構が、福井県敦賀市で新型転換炉と呼ばれた「ふげん」の解体を進めている」とのこと。
 ③「プルトニウム239の半減期は2万4千年。直接廃棄処分にすれば数万年単位の管理が必要になる。そこで、それを燃やして半減期の短い、別の死の灰(核分裂生成物)に変えてしまうのが、転換炉の目的だった」とのこと・
 ④「大間原発は、プルトニウム減らしという新たな国策を背負う。
 ⑤「しかし、このまま原発を動かして、再処理も続ければ、追いつける量ではない」とのこと。
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by sasakitosio | 2014-08-04 07:30 | 東京新聞を読んで | Trackback