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by sasakitosio

米大統領に厳しい評価続く

 7月27日付東京新聞朝刊社説横に、「太郎の国際通信」という署名入りの囲み記事がある。筆者は、ジャーナリスト・木村太郎氏だ。今日はこの記事を学習することにした。
 筆者は、「「時として間違いを認めざるを得ない場合がある。そして、我々は間違ったことを認める」
 こういう書き出しの社説が先月27日、米モンタナ州の有力紙「ビリングス・ガゼット」に掲載された。
 どのように間違いを認めたかというと、米大統領選の際に同紙がオバマ大統領を支持したことだった。
 米国新聞は、選挙の際に支持する候補者を明らかにするのが常で、ビリングス・ガゼット紙も2008年の大統領選挙でオバマ氏を支持することを社説で打ち出していた。
 その理由として同紙は「米国はいま国民を融合できる人材を必要としている。また、国際的な信頼を回復させるために内外で人々を鼓舞できる新しい指導者が求められている。オバマこそがその指導者だとしていた。
 その6年後の同紙の社説は、オバマ大統領の過ちを次のように列挙している。
 ▽オバマ政権が米国家安全保障局(NSA)の盗聴によるプライバシー侵害を続けていること。
 ▽イラク問題はブッシュ政権の失敗を引き継いだものであるといえ、現在の混乱にはオバマ政権の責任があること。
 ▽タリバンと脱走疑惑の捕虜米兵との交換は、米国民を当惑させたこと。
 ▽退役軍人病院の生命にかかわる治療の遅れが日常化していたスキャンダルは、オバマ政権の行政能力の欠如と退役軍人に対する思いやりのなさを暴露したこと。
 ▽医療分野では、オバマ大統領は肝細胞分野の研究開発を推進すると言明していたが、いまだに何ら成果を上げていないこと。(幹細胞?)
 ▽オバマ大統領は行政の透明化を約束したが、現実はジャーナリストを抑圧し、市民をスパイし、マスコミに情報を暴露したものに復讐していまや「ニクソンより悪い」との評判が定着したこと。
▽最後に、オバマケアとまで呼ばれた医療制度改革だが、開設当初の技術的問題が国民の信頼を失墜させ、もはや「金食い虫」の事業になってしまったこと。
 社説はこのように指摘し「オバマは言葉ばかりで、何も実行しない大統領だった」と支持表明は間違いだったとしているのだ。」と教えてくれる。
 さらに筆者は、「この社説が注目されて5日後、今度は世論調査で権威ある米コネティカット州のキニピアック大学が「オバマ大統領は戦後最悪の大統領」とする調査結果を発表した。「最悪」の項目で、オバマ大統領はブッシュ氏より5ポイント、ニクソン氏より20ポイントも上回った。内政に加え外交面でも国民の不信が募っていると分析されている。
 ここまで国内で評価を失ってしまった大統領、いま対外的にもウクライナ問題やガザ問題など、問題山積の中で強い指導力を発揮することが期待できるのだろうか。」と締めくくった。
 記事を読んで、最近テレビに映る「オバマ大統領」表情がさえないと思ったら、キジのような事情があったのか。
 記事のおかげで、アメリカの事情の一つが分かってよかった。しかし、ウクライナ、ガザ紛争に、アメリカの指導力が期待できないことは、政府が「集団的自衛権の行使を容認」した後の、日本国民にとって「吉」か「凶」か。
また、アメリカの新聞の率直さには驚いた。大統領選挙がない日本の新聞各社は、選挙で支持を明確にしない。だから、明確な自己批判もしない。どっちがいいのか?
 
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by sasakitosio | 2014-07-30 13:34 | 東京新聞を読んで | Trackback