憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

畏れ知らぬ傲慢さ

 7月22日づけ東京新聞朝刊21面に、「本音のコラム」という署名入りの囲み記事がある。筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。今日はこの記事に学ぶことにした。
 筆者は、「20日の日曜日。松江市で開かれた「さよなら島根原発!大集会」に、講談師の神田香織さんと参加した。さすがに広い「国引きメッセ大展示場」も4000人以上の人波で超満員だった。島根原発第一号機は運転歴40年の老朽炉、それも福島で過酷事故を起こしたマークー型。新たな活断層も発見されている。3号機は建設は終わったが、稼働させて放射能まみれにするよりは解体した方が安全だし、事故や廃炉費用を考えればコストは安くつく。
 そもそも、県庁と10キロも離れていない原発など、世界的にも例がない。
 30キロ圏内に47万人も生活しているのだ。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「青森県の大間原発から同じ30キロ圏内にある函館市が、住民のいのちと財産を守るのが自治体の責務として、建設差止め裁判を起こした。
 それを思えば、10キロ圏内にいる島根県知事や松江市長が、再稼働に異議を申し立てていないことはとても奇異に映る。」と指摘した。
 最後に筆者は、「5月の福井地裁「大飯原発差し止め判決」は「多数の人の生存そのものに関わる権利と電気代の高い低いという問題を並べて論じるような議論に加わり、議論の当否を判断すること自体、法的に許されない」と断じた。
 人間ばかりか、生きとし生けるものすべをフクシマは破滅の危機に曝している。それでもまだ原発再稼働で、利益を貪ろうとするのは冒涜である。」と締めくくった。
 7月22日から東京新聞が「核開発の果て 米ハンフォード ルポ」の掲載を開始した。このルポを読んで、筆者の「3号機建設は終わったが、稼働させて放射能まみれにするよりは解体した方が安全だし、事故や廃炉費用を考えればコストは安くつく」の指摘は、その通りだと思った。
 また、「人間ばかりか、生きとし生けるものすべてをフクシマは破滅の危機のに曝している。それでもまだ原発再稼働で、利益を貪ろうとするのは冒涜である。」の指摘にも納得した。原発村の住人の冒涜を許しているのは、「彼らの無責任を放置している」ことにあるのではないか?
 政府・東電・誘致自治体・学者その他、原発導入に(過去に)関わったすべての人達すべてを対象に、フクシマ事故の責任を追及し続けなければ、「筆者指摘の冒涜」は、続くのではないか?
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by sasakitosio | 2014-07-24 17:59 | 東京新聞を読んで | Trackback