憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

行使、世界を敵に回す

 7月18日付朝日新聞朝刊38面に、「集団的自衛権を問う」という囲み記事がある。語り手は新右翼団体「一水会」顧問・鈴木邦男さん(70)、聞き手は田中久稔さんだ。
 今日はこの記事に学ぶことにした。
 記事は、「首相の安倍さんだって戦争はしたくないだろうし、安倍さんなりに戦争を防ごうと考えているのでしょう。でも集団的自衛権は行使すべきではない。米国の歓心を買うために世界を敵に回すようなもので、不利益が大きい。日本の安全保障を考えれば、まず隣国と良好な関係を築く努力を尽くすことが第一です。」と切り出した。
 つづけて記事は、「「外交は強硬姿勢でなければ駄目だ」という世論が安倍内閣の背中を押しています。
 安倍さんは批判したが、朝鮮人を罵倒するなどのヘイトスピーチも、そうした世論の一部です。ああいう下品な行動は長続きしないと僕は思ったが、「本音を代弁してくれた」と支持する人がいる。反中・反韓をあおる本も売れる。外の脅威を政治に利用している点では、日本、中国、韓国、北朝鮮はおなじですよ。」と指摘した。
 さらに記事は、「この勢いで憲法改正まで行くかもしれない。日本国憲法は米国に押し付けられたと思うし、自主憲法は必要です。 しかし、今の空気の中で変えても、自衛隊は米国の「傭兵」になるだけだ。理想がない。
 自衛隊が誰の血も流していないことは世界に誇るべきで、卑屈のなることではない。天皇陛下も、再び「開戦の詔書」にサインするようなことは望まれないでしょう。」と指摘した。
 最後に記事は、「安倍さんを支持する自称「愛国者」の人は、自分を国家に重ねて大きなことを言う。三島由紀夫は「「愛国心」という言葉があまり好きではない」「官製のにおいがする」とかいた。本物の愛国者は、自分を愛国者とは言わないものです。」と締めくくった。
 「本物の愛国者は、自分を愛国者とは言わないものです」と鈴木邦男氏は言われる。が、自分は多分「愛国者」なのだと思っている。
 日本がいかなる事態になろうと、日本から逃げ出す気は全くない。
 今の日本の平和と自由は、世界に誇るべき「歴史的出来事」だと思っている。
 今の日本の自然と農作物は、世界に誇りうべきものと思っている。
 ただ、この日本の世界に誇るべき、世界史的「良さ」が、「労働者の格差をはじめとした、格差の拡大」、「集団的自衛権の行使容認による平和憲法の破壊」によって、失われて行くことは勿体ないと思っている。
そこでせめて、それを阻止する「蟷螂の斧」程度の力になれればと思っている。
[PR]
トラックバックURL : http://sasakitosi.exblog.jp/tb/20930496
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by sasakitosio | 2014-07-21 19:25 | 朝日新聞を読んで | Trackback