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by sasakitosio

互助こそが抑止力

互助こそが抑止力
7月16日付朝日新聞38面に、「集団的自衛権を問う」という、囲み記事がある。語り手は立正佼成会外務部長・根本昌廣さん(58)、聞き手は藤生明さんだ。
 今日はこの記事に学ぶことにした。
 記事は、「閣議決定の翌々日、集団的自衛権の行使に反対する教団声明を携え官邸を訪れた。その際、私は「近隣諸国との信頼関係構築が先ではないか」と菅義偉官房長官に訴えた。
 敵・味方で考えると「不信」が生まれる。武力が一番の抑止力に思える。だが、「信頼」に基づくと、互助、互酬が一番の抑止力になる。対話に重きを置き、共通の道を探ることこそが、長い目で見れば平和をもたらす。それは人類の歴史が教えるところだ。」と教えてくれる。
 つづけて記事は、「こうした考え方は「理想主義だ」「現実離れしている」といわれることもあるが、私たちは自らを「理想主義的現実主義」ととらえている。全くの理想を語っているわけではない。
 私は25歳から立正佼成会の国際畑で、人道支援のため、イランのクルド人難民キャンプやソマリア、アフガニスタン、旧ユーゴスラビアといった紛争地域を歩いてきた。確かに武器を持っていれば安心だ。丸腰で活動すると危ないめにあうけれど、丸腰ならではの信頼感がある。お互いが報われていく。それは仏教の教えそのものだ。」と指摘した。
 最後に記事は、「武力をもって戦うことに焦点をあてると、今の自衛隊は「消極的」に見えるかもしれない。だが、私は紛争地帯で、戦闘のために日本は自衛隊をもっと多く連れてきて、と言われたことはない。
 国籍、民族、敵、味方で命の差別化をせず、多様な分野で信頼醸成の基礎を強化することこそ、日本の国際的役割があるはずだ。」と締めくくった。
 語り手の、紛争地帯を歩いた「実体験」に基づいた言葉は説得力があると感じた。
 特に、「対話に重きを置き、共生の道を探ることこそが、長い目で見れば平和をもたらす。」、
 「丸腰ならではの信頼感がある。」、
 「私は紛争地帯で、戦闘のために日本は自衛隊をもっと多く連れてきて、と言われたことはない。」、との言葉は、よくわかった。
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by sasakitosio | 2014-07-17 09:13 | 朝日新聞を読んで | Trackback