憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

戦争のできる国

 7月13日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という署名入りの囲み記事がある。筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。今日はこの記事に学ぶことにした。
 筆者は、「集団的自衛権の行使が安倍内閣によって正当化されたが、具体的に自衛隊を動かす仕組みを作るのはこれからだ。海外での武力行使をしないという首相の発言と、米国からの要求や圧力の関係をどう調整するのか、注視しなければならばい。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「戦争そのものの危険がいままでより高まったことも問題だが、安倍政権が日本を戦争できる国にすることによって国内の社会が変化することの方が、当面は重大問題だと思う。
 過日、雨宮処凛さんと話した時、戦争の現実味を若い人達にどう伝えるかという話題になった。彼女によれば、服が汚れるというのが若い女性に最も響いたそうだ。
 これは戦争の本質を突いた言葉である。」と指摘した。
 さらに筆者は、「戦争は個人を国家に完全に従属させる。だから、個人の自由は否定される。おしゃれをすると偉そうな親父が文句をつけるというのが戦時である。服装や髪形だけではない。人間の生き方自体に威張り屋の親父が口出しをする。結婚しろだの、子どもを産めだのとヤジを飛ばした都議会議員のような嫌な男が、戦争のできる国ではそこらじゅうにはびこるようになる。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「為政者は安全にかこつけて息苦しい社会をつくろうとする。それを防ぐためには、為政者に対しおかしいことをおかしいと発言し続けなければならない。」と、締めくくった。
 「為政者に対し、おかしいことをおかしいと発言し続けなければならない」との筆者の指摘は、本当にその通りだ。
 市役所の施設で、集会所の使用を拒否したり、俳句や短歌の掲示を拒否したり、為政者への忖度が先走る傾向が見え始めた。
 そのことは、マスメディアには、特に監視の目を行き届かせ、「為政者におかしいことはおかしいという」人々のニュースをいち早く報道して、一般市民を勇気づけてほしいと思った。
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by sasakitosio | 2014-07-16 07:01 | 東京新聞を読んで | Trackback