憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

引き返す機会まだある

 7月11日付朝日新聞朝刊38面に、「集団的自衛権を問う」という囲み記事がある。語り手は作家・半藤一利さん(84)、聞き手は佐藤達也氏だ。今日はこの記事に学ぶことにした。
 記事は、「「日本が戦争に巻き込まれる恐れは一層無くなっていく」。安倍晋三首相の言葉です。集団的自衛権の行使を認めることは、敵国から日本を守る「抑止力」につながるという。だが、14歳の時に東京大空襲に遭った私には、政治家の甘言としか思えない。」と切り出した。
 つづけて記事は、「110年ほど前、日本はロシアを仮想敵国とし、抑止力を名目に英国と手を組んだが、日露戦争が勃発。次に米国を敵国と見た立ててドイツ、イタリアと三国同盟を結んだものの、太平洋戦争が起きた。いずれも抑止力とならず、相手に「敵視政策」を取らせました。
 いま、日本にとっての仮想敵国は中国と見られている。
 未来は見通せないが、中国の首脳と会談もできない状態で
「国民の命と平和な暮らしを守る」と胸を張るのは、国民をだまそうとしているように見える。安倍政権の対応に賛同する人が唱える「愛国心」からは、自国が最高と考えて他国を見下す偏狭なナショナリズムを感じます。来年で戦後70年。悲惨な戦争を体験した人たちが次々と亡くなっていることも、この流れを後押ししている。」と指摘した。
最後に記事は、「戦争せず、信頼感を得る。そのために外交で頑張り、民間交流を進める。海岸線が長くて守りづらい日本にとって、これが最大の国益につながるはずです。
 再び戦争への道を進まないためにどうするか。政治家の言葉を真に受けず、自ら考える。
 来春には統一地方選もあります。引き返す意思を示せる機会は、まだ残っている。」と締めくくった。
 よんで考えるヒントができた。
 発言者の「110年前の日英同盟と日露戦争」「ドイツ、イタリアとの三国同盟と太平洋戦争」は、同盟が抑止力とならず、相手に「敵視政策」を取らせました」の指摘は、新鮮に感じました。
 また発言者の、「戦争せず、信頼感を得る。そのために外交で頑張り、民間交流を進める。」「再び戦争への道を歩まないためにどうするか。政治家の言葉を真に受けず、自ら考える。」との指摘も、すっごく分かり良い。
 ただ、ふと思ったのは、軍事同盟の締結・強化は、国民をだますために「抑止力」と言っているだけで、その裏側の本心は「戦争」する決意の表れではないのか?
 また、集団的自衛権行使容認をまとめた有識者と言われる中で、外務省出身者もいたようだが、平和外交の責任がある外務省に、その意思も能力も責任感もなくなった挙句の「集団的自衛権行使」の流れだったのではなかろうか?
 どう考えても、はっきりしていることは、今の政権・内閣の流れを一日も早く「断ち切らないと」、事故後の後悔「原発事故」、同様に「戦争後の後悔」集団的自衛権行使になりかねないのではないか。
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by sasakitosio | 2014-07-13 11:02 | 朝日新聞を読んで | Trackback