憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

殺し殺される情景

 7月2日付東京新聞朝刊27面に、「「本音のコラム 集団的自衛権行使容認に物申す」という署名入りの「集団的囲み」記事がある。
 今日は、「殺し殺される情景」という見出しの「法政大教授・竹田茂夫氏のコラム」に学ぶことにした。
 筆者は、「国民を欺いてまで海外派兵に奔る政権と自民党、党是をまげて権力にしがみつく公明党、失語症の民主党。憲法九条を新三要件で解釈し直すのなら、拡大解釈もお手のものだろう。ただ戦争を始めたら、想定外の連続でおいそれとはやめられない。(ベトナム戦争やイラク戦争を見よ)。戦争の霧の向こうに日本人が殺し殺される情景だけは見通すことができる。」と切り出した。
 つづけて筆者、「自衛隊志願者が激減するから、徴兵制が敷かれるという声もあるが、国民が承知しまい。だがいい手がある。非正規層から志願兵を募るのだ。生殺しの非正規で働くより、戦争がしたいと言ってのけた若者層がいた。命を削るのは、職場か戦場か、究極の選択だ。
 さらに戦争の外注化も得策で、民間軍事会社や軍事産業を成長戦略で支援すれば、財界は大喜びだろう。原発、戦争、時間外タダ働きが新しい三本の矢だ。」と指摘した。
 最後に筆者は、「覚悟の戦死者は首相が靖国で弔ってくれるから安心だが、敵の戦死者、巻き添えの現地市民、報復テロの犠牲となる日本の「子どもたちやお母さん」の魂はどこに行けばいいのか。」と締めくくった。
 「原発、戦争、時間外タダ働き、が新しい三本の矢だ」との筆者の指摘は、三本の毒矢ではないか。この喩えと整理は面白い。
ただ、この毒矢の製造人をつくったのは、まさに国民的には想定外であった。次の選挙まで、怒り、失望を忘れずにいたいものだ。まさに、継続は力なりだ。
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by sasakitosio | 2014-07-10 18:59 | 東京新聞を読んで | Trackback