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記者の質問力

 7月6日付東京新聞朝刊29目に、「本音のコラム」という署名入りの囲み記事がある。筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。今日は、この記事に学ぶことにした。
 筆者は、「安倍政権による集団的自衛権行使の閣議決定については、これからも批判、抵抗する場面はある。国民の強い反対論に配慮して、現段階では本来の集団的自衛権からかなりずれた、その意味でガラパゴス的集団的自衛権の宣言にとどまっている面もある。これから具体的な法律整備を行う段階では、政府の矛盾を徹底的に追及しなければならない。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「その点で大いに気になるのは、メディアの第一線の記者の力量低下である。7月1日の記者会見の後、私と同年代の新聞記者から、あの記者会見は何だったんだという怒り、不満の声をいくつか聞いた。記者会見の現場に出るのは、比較的若手で、総理にかみつく気概を持った記者がいなかった。」と指摘した。
 最後に筆者は、「ここはあえて説教爺さんになろう。若いジャーナリストよ、批判精神を持ち、権力者に対して臆せず批判の言葉を投げかけよと言いたい。
 最近の記者は、記者会見の時に、速記をとるようにひたすらパソコンに発言を打ち込んでいる。記者は速記者ではないのだ。権力者の発言の要点を掴み取り、そこに潜む矛盾やごまかしに気付くことが大事である。そのためには、記録はメモを取るくらいで、考えながら話を聞かなければならない。
 ジャーナリズムが考える能力を失ったら、国民は救われない。」と締めくくった。
 確かに、筆者の指摘の通り、7月1日の総理記者会見で、突っ込みも、批判も、気迫も、情熱も、感じられなかった記者の質問を聞いた途端、「見たくもない・聞きたくもない、総理の顔と発言」を我慢してきいていたせいもあって、テレビのスイッチを切った。
 「ジャーナリズムが考える能力を失ったら、国民は救われない」との筆者の指摘は、そのとおりだ。新聞の紙面では、隅々に「権力のウソやダマシに記者の怒り」が満ち満ちているのに、あの記者会見はなんだったのだろうか?会見に出席する「記者の事前の行動調査」があったのではないかと疑いたくなるような、情けない総理記者会見であったような気がする。マスコミよおまえもか!!と、普通の国民をがっかりさせないようにお願いしたい気がした。


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by sasakitosio | 2014-07-09 07:17 | 東京新聞を読んで | Trackback
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