憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

BRICS開発銀 途上国融資 ゴールは国益?

 6月15日朝日新聞朝刊7面に、「波聞風聞」という署名入りの囲み記事がある。筆者は、編集委員・吉岡桂子氏だ。
 今日はこの記事を学習することにした。
 筆者は、「サッカーのワールドカップに沸くブラジルで7月15日、「BURICS」と呼ばれる新興5か国が首脳会談を開く。決勝戦の翌々日だ。「足球迷」(サッカーファン)の中国の習近平国家主席も、ロシアやインド、南アフリカの首脳とともに参加する。
 首脳会議は、米リーマン・ショックの翌2009年、先進国経済の動揺をきっかけに多極化をうたって始まった。
 ウクライナ問題で対ロシア制裁への反対で足並みをそろえたように、各国を結び付けるのは米国が主導する国際秩序への牽制である。
 今回の主なテーマの一つは「BRICS開発銀行」。
 国際通貨基金や世界銀行の「対抗軸」との位置づけだ。
 新興・途上国の道路などインフラ整備に、自らの思惑でお金を貸す仕組み作りを目指す。新興国が、カネの出し手に成長した象徴でもある。
 検討されている資本金は100億ドル(約1兆円)で、必要に応じてさらに400億ドルを用意する。5ヵ国合計の国内総生産の6割を占める中国は当初、経済規模に応じた出資を望んでいた。だが、綱引きの末、各国同額に落ち着きそうだ。本店や総裁の担い手選びでも、もめている。
 日本政府内では「5ヵ国の思惑が一致するとは思えない。新興経済の勢いも鈍っており、漂流するのではないか」(経済官庁幹部)と冷ややかな見方が強い。」と教えてくれる。
 つづけて筆者は、「とはいえ、アフリカやラテンアメリカへの融資では、BRICSの一角、中国の存在感はすでに突出している。
 日本が総裁を歴代つとめてきたアジア開発銀行(ADB)に対抗するかのように、中国が音頭をとって約20カ国が出資する「アジアインフラ投資銀行」も今秋、旗揚げする。
 中国の政府系シンクタンクのある研究員はいう。「世銀もADBも中国が出資を増やしたくても米国などに阻まれる。トップは先進国が独占したまま、自らの外交戦略で動かせる国際機関を作りたいと考えるのは、当然だ」
 無償援助より融資を重んじ、自国企業の海外進出や資源の獲得に役立てる~~
 「国益」を前面に出す中国に揺さぶられるように、経済が停滞する欧州など先進国でも、自国の利益をより重視する議論が増している。中国を批判しつつ、「中国化」がじわりと進む。」と指摘した。
 最後に筆者は、「日本も11年ぶりに「ODA(政府の途上国援助)大綱」を見直す。近く有識者の意見をまとめ、年内に結論をだす。中国の台頭に伴い、ODAの役割として、経済成長と貧困対策にとどまらず、安全保障への貢献を期待する声があがる。
 戦後賠償から始まった日本のODAは60年目を迎える。理念も実践も、岐路に立っている。」と締めくくった。
 読んで勉強になった。
 中国の台頭である。ただ、中国はかってのアメリカと違うのは「共産党一党独裁の資本主義」だということであり、国内に民主化という「爆弾」抱えていることだ。
 「無償援助より融資を重んじ、自国企業の海外進出や資源の獲得に役立てる」との指摘は、かって日本が来た道のような気がするが?またそれも、援助・融資という外需を日本の大手企業が受注し、それが権力維持に使われたような気がするが?
 「戦後賠償から始まった日本のODAは60年目を迎える。理念も実践も岐路に立っている」との指摘は、その通りだと思う。そのうえで、日本は巨額の借金を抱えていることをよくよく考えなければないけないのではないか?
 
[PR]
トラックバックURL : http://sasakitosi.exblog.jp/tb/20831316
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by sasakitosio | 2014-06-21 10:54 | 朝日新聞を読んで | Trackback