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by sasakitosio

国会論戦と報道

 6月8日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という署名入りの囲み記事がある。筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。今日はこの記事を学習することにした。
 筆者は、「もうすぐ通常国会が終わる。この会期中は、集団的自衛権の行使という重要な争点が安倍晋三首相によって提起されだが、国会で十分な議論が行われたという印象がない。野党の中に安倍政権の方針と正面から対決するという勢力がほとんど不在であることが一因である。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「しかし、メディア、特にNHKの報道の仕方にも大きな問題があると感じる。NHKニュースをすべて見たわけではないが、私が見た限りでは、国会論戦の紹介はニュースの体を成していなかった。
 国会論戦では、野党の質問に対し政府が答えるという両方がそろって、意味ある議論になる。NHKのニュースは、国会論戦を安倍首相の独演会にしていた。野党の質問は一切省略して、すべて首相はこう語ったという紹介だけであった。
 国会論戦、特に委員会の質疑はテニスのラリーのようなものである。しかし、NHKニュースは、テニスコートの片面だけにカメラの焦点を当て、一方の選手だけを映して、試合のハイライトを紹介しているようなものである。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「民主党政権時代も同様だったなら、NHKは政府の広報機関だと言わなければならない。仮に、自民党政権下で報道の仕方が変わったのなら、それは許しがたい偏向である。この点、メディア研究者に教示いただければありがたい。」と結んだ。
 筆者の指摘は当たっているような気する。最近、NHKの国会中継や、国会のニュースは見ないことにしている、つまらないからだ。何でつまらなかったのか、筆者の指摘で改めて気付かされた。NHKの役員人事の問題が、報道に現れているということか?このまま推移すると、そのうち、料金不払い組になるかも知れない。
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by sasakitosio | 2014-06-15 14:23 | 東京新聞を読んで | Trackback