憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

むしろ翼賛議会を

  5月25日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という署名入りの囲み記事がある。筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。今日はこの記事に学ぶことにした。
 筆者は、「安倍政権が集団的自衛権行使を容認する方向性を示して以来、各界から解釈改憲に反対する声が上がっている。原発再稼働や基地の騒音をめぐっては、地方裁判所レベルではあるが、政府の責任を厳しく問う判決が出された。裁判官、宗教家、学者など、さまざまな分野の専門家が、日本の世の中に対して勇敢に異議申し立てをしているのである。
 それとは全く対照的なのが、政界における野党である。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「先週は、日本維新の会のトップ会談で、野党再編に向けた合意が図られた。民主党では、「代表選挙の立候補要件を緩和せよ」という運動が始まり、これは海江田万里代表降ろしにつながるかもしれないと報じられた。まさに、今の野党につける薬はない。
 現在の政党政治は、一強多弱と言われれる。それは、数の面だけでなく、知的能力についても言えることである。戦後の政治体制の根幹をめぐる論争が始まろうとしているとき、これに参戦せず、内輪の主導権争いにうつつを抜かすなど、言語道断である。こんな重要問題に党としての見解を打ち出して政府与党に対峙できないから、一強多弱なのである。」と指摘した。
 最後に筆者は、「いっそのこと野党は解散して一度翼賛議会をつくればよい。国会に自民党しかないという状況が出現すれば、自民党党内でリベラル派が党を割る踏ん切りがつくというものである。」と締めくくった。
 筆者が、野党、特に民主党に期待する分、より強く野党のふがいなさに怒りを感じるのかもしれない。
 筆者のいらだちに理解はできるが、ただ、野党が翼賛政党になっても、現在の自民党に果たして筆者の期待する「リベラル派」なるものが存在するのだろうか?特定秘密保護法の審議経過から見る限り、自民党内「リベラル派」は、絶滅種になったのではないか?
 
 
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by sasakitosio | 2014-05-29 18:59 | 東京新聞を読んで | Trackback