憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

知らぬ間に戦争怖い

 5月20日付東京新聞1面に、「秘密保護法 言わねばならないこと」という囲み記事がある。筆者は弁護士・藤原真由美氏だ。
 筆者は、「旅先での見聞を話しただけで学生と米国人教師夫妻が軍機保護法違反で逮捕された1941年の「宮沢・レーン事件」を調査しました。
 裁判は非公開で、一審の判決文は敗戦時に焼却処分され、なぜ逮捕されたのか親族すらしらなかった。
特定秘密保護法と裁判の公開原則は根本的に矛盾する。軍機保護法と同じく、検察官は特定秘密の内容を一般に明らかにしない。このため弁護人は被告が特定秘密を探知・収集したのか、そもそも本当に刑罰で保護しなければならない秘密なのか、公開の場で争うことができない。
 政府の見解では、逮捕状や捜索差し押えなどの令状請求は、特定秘密の中身を裁判官に知らせなくても可能だ。これでは公安警察の都合に応じて家宅捜索・逮捕して必要な情報を持っていける。容疑者が不起訴になって裁判にならなくても、公務員ならば内規に従って懲戒できるから、社会から排除される。
 さらに筆者は、「もう一つの問題は、軍事機密が特定秘密に指定されていくと、憲法9条に規定されている非武装という理想からどんどん外れていく。
 安倍晋三首相は集団的自衛権を行使できるように憲法解釈を変更しようとしている。行使を認めると、米軍と共同で作戦行動をやるという理由にかこつけて、自衛隊の動きが特定秘密にされるのではないか。」と指摘した。
 最後に筆者は、「見えないうちに戦争がはじまってしまう危険性。今の政府の動きをみると、そこが一番心配で怖い。憲法の前文でうたう「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起きることのないようにする」ことができなくなってしまう。」と結んだ。
 筆者の指摘のように、「特定秘密保護法と裁判の公開原則は根本的に矛盾する」ことは、この点でも、この法律は、実施されれば、即、憲法違反が生じるということか?
 「宮沢・レーン事件」の一審の判決文は敗戦時に焼却処分されたということは、裁判所が「判決」が米軍に知られることを、極度に恐れた証しだろう。戦争は、裁判官ぐるみで進められたということだろう。三権が国民を戦争に駆り立てるために機能したしいうことか。戦争社会の恐ろしさ、戦争に反対でも、戦争が嫌でも、国民は逃げるところがなかった。それが戦争ということか。
 また、「見えないうちに戦争が始まってしまう危険性」があるということは、怖い話だ、と思った。
 この法律を成立させた「国会議員」はすべて、つぎの選挙で落選させることが、憲法を壊させない、最善の道かもしてないと思った。
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by sasakitosio | 2014-05-24 06:49 | 東京新聞を読んで | Trackback