憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

戦時体制

 4月29日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という署名入りの囲み記事がある。筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。今日は、この記事に学ぶことにした。
 筆者は、「「メーデー」が5月1日ではなく、4月下旬なのは日本独特の風習なのか。参加した安倍首相は「デフレからの脱却のためには、与党も野党もない。労働者も経営者もない」と演説したそうだ。
 まるで戦争中の「産業報国会」だ。「挙国一致」「総動員体制」「国民一丸火の玉」と言い出しかねない時代錯誤だ。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「残業代無料などの「勤労奉仕」を考えているのも戦時体制のようだ。
 空襲ならぬ原発事故を収束できず、被害者の生活も立ち行かないのに、まだ原発を継続しようという。犠牲者を見捨ててもうけ第一主義。この突進最初の「特攻隊長」に選ばれた、鹿児島県知事は大喜びだ。」と指摘した。
 さらに筆者は、「県は来るべき事故に備えて、川内原発の5キロ圏ない住民4800人に、被ばく対策用の安定ヨウ素剤を事前配布すると発表した。30キロ圏内なら22万人になる。事故が起きたとき、「一刻も早く飲め」というのが、福島事故の教訓である。
 安定ヨウ素剤は、核分裂生成物で原発事故の際に野山や街に漏れ出してくる、放射性ヨウ素131によって甲状腺がんにならないために、先に飲んでおく予防剤だ。ところが副作用が心配され、それも3歳未満の幼児には、シロップとの調合が必要で服用が難しい。」と指摘した。
 最後に筆者は、「避難訓練も必要とされている。が、放射能には逃げ道はない。防空頭巾でも防げない。戦争前夜だ。」と締めくくった。
 よんで、指摘が当たっているような気がする。
 しかし、まだ自分の内側に、危機感が湧いてこない。ゆでガエルのように、為政者の目くらましに気付かないまま、社会が「ぬるま湯」から「熱湯」に変わっていくのだろうか?
 憲法が改正されない限り、国民的規模での「気づき」が起こせると思うのだが、甘いか?
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by sasakitosio | 2014-05-06 13:09 | 東京新聞を読んで | Trackback