憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

中立って何

 4月23日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という署名入りの囲み記事がある。筆者は、文芸評論家・斎藤美奈子氏だ。今日はこの記事に学ぶことにした。
 筆者は、「21日のNHK午後7時のニューが「“政治的中立への配慮”があいつぐ」と題して講演会や展示会に対する自治体の対応を報じていた。
 施設の貸し出しを断ったのは一自治体(奈良市)で2件。内容の変更を求めたのは東京都、足立区、福井県、福井市、京都市の5自治体6件。後援の申請を断ったのは札幌市、宮崎県、長野県、茨城県、千葉市、静岡県、堺市、京都府、京都市、神戸市、大津市、岡山県、鳥取市、福岡市の14自治体22件。こんなに多くの自治体が市民の自由な活動に横やりを入れていたなんてね!」と切り出した。
 つづけて筆者は、「これは都道府県、県庁所在地の市、東京23区、政令指定都市をあわせた121自治体だけの調査。実際はもっと多いのだろう。内容的には憲法11件、原発7件。ほかにTPPや介護、税と社会保障など。
 この件が案に発するメッセージは「政治的な意見を持ってはいかんよ」「政府に盾突く意見などもってのほか」という言論統制が平気でまかり通っている現実だろう。」と指摘した。
 最後に筆者は、「笑っちゃうのは、この種の「配慮」に熱心な自治体が、選挙になると急に投票を呼び掛けるバカバカしさだ。「政治的に中立」でどうやって誰かひとりに投票するのさ。このように建前と本音を使い分けるダブルスタンダードが人々の政治離れを助長する。投票率が低いと嘆く資格はない。」と締めくくった。
 確かに、公民館はあるが、公民教育する機関がなく、公民が不在のまま、であるところに、不思議さを感じる。
 また、選挙管理委員会は投票の呼びかけをするが、投票の意味と結果について、語らない。これも政治的中立を理由にする不作為行為か。これでは、候補者の魅力だけでなく、選管の対応も、投票率が伸びない理由のひとつではないか?
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by sasakitosio | 2014-04-28 20:23 | 東京新聞を読んで | Trackback