憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

創業者の野望と責任

 4月17日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」と言う署名入りの囲み記事がある。筆者は、法政大学教授・竹田茂夫氏だ。今日はこの記事に学ぶことにした。
 筆者は、「ちょうど一年前、売上1兆円を目前に得意絶頂だったユニクロ創業者は、グローバル競争で従業員も年収1億円と百万円に両極分解しても当然だとぶち上げた。時間外労働や上意下達だけの組織運営への批判を意に介さず、競争と格差を正当化したのだ。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「ところが先月、労務管理を180度転換して非正規の半分を限定正社員にすると宣言した。スタッフは部品ではないことに気が付いたという。
 だが、この反省なるものは創業者の鶴の一声で経営方針が逆転する不安定で未熟な企業文化を自ら暴露している。
 豹変の背景には、国内の経営行き詰まりとグローバル化の思惑がある。
 若い店長や非正規層を使い潰すやり方では、国内で人が集まらない。欧米には企業に厳しい市民社会があり、ナイキやキャップなどの有名ブランドも下請けのひどい労働条件を放置すれば、企業の命運にかかわる。」と指摘した。
 さらに筆者は、「この創業者はの野望はアパレル製造小売りの世界一になることだという。競争と成長の内実が空っぽなことは明らかなのに、それ以外に語るべき物語を持たないのは日本の他の経営者や政治家にも共通している。」と指摘した。
 最後に筆者は、「ブラック企業文化を反省するなら、せめて途上国の下請け末端の労働条件を公開したり、職場実態を報道したジャーナリストを狙った恫喝訴訟をやめたらどうか。」と締めくくった。
 ユニクロに対し、筆者は「途上国の下請け末端の労働条件を公開したり、職場実態を報道したジャーナリストを狙ったどう喝訴訟をやめたらどうか」と厳しく指摘した。
 この記事で、ユニクロがジャーナリストを狙って訴訟を起こしていることは初めて知った。
 筆者の指摘の通りだと持った。
[PR]
トラックバックURL : http://sasakitosi.exblog.jp/tb/20622346
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by sasakitosio | 2014-04-26 18:46 | 朝日新聞を読んで | Trackback