憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

脱原発という合理主義

 4月16日付東京新聞社説に、「ドイツは失敗したか」のタイトルで、ドイツの脱原発の連載がある。今日は6回目で最終回だ。今日はこの社説に学ぶことにした。
 社説は、「2009年に発効した改定欧州憲法ともいわれるリスボン条約は、エネルギーに関するルール(194条)を初めて規定した。「どんな電源をどう使うかは、加盟国の選択に委ねる」と言うのが、その趣旨だ。22年までに原発をゼロにすると決めたドイツは欧州連合(EU)内でも少数派に属し、隣のオーストリアとともに「孤独な戦い」と評されることもある。オーストリアは去年、原発による電力も一切輸入しないと宣言した。
 ドイツは日本と同じ、資源小国、そして輸出大国だ。だが日本と違い、原発への回帰は、もうあり得ないと誰もが言う。
 日本では、脱原発が原発立地地域の雇用を奪うと不安視されている。向こうでは、むしろ多くの自治体が、再生可能エネルギーを地域振興の柱に据えている。」と教えてくれる。
 つづけて社説は、「今のところ、ドイツの脱原発が抱える最大の課題は送電網の拡充だ。風力が豊かな北の海から、自動車産業など製造業の集積がある南部に向けて“電力のアウトバーン(高速道路)”と呼ばれる送電網を築く必要がある。ところがこれがなかなかはかどらない。
 高圧線の敷設による景観阻害や、地価の下落、健康への影響などを心配し、反対を唱える人が少なくないからだ。脱原発には賛成だし、送電網が必要なのもよく分かる。しかし、「ノット・イン・マイ・バックヤード(我が家の裏庭はだめだ)」なのである。」と教えてくれる。
 さらに社説は、「脱原発は、かの国に特有の環境ロマン主義の産物とは言い切れないようである。ならばなぜ「孤独な戦い」に臨むのか。
 社会民主党(SPD)のジョー・ライネン欧州議員は言った。
 「私たちは21世紀の世界が求めるものを先取りし、新時代の輸出産業を育てています」
 再生可能エネルギーは時代の要請だ。ドイツは先頭走者をめざしている。その挑戦は「原発ゼロ」にとどまらない。温暖化対策と両輪で、省エネと技術革新による社会基盤の変革、そして産業革命や新たな輸出戦略の構築にまで及ぶ壮大な構想に違いない。」と教えてくれる。
 最後に社説は、「ドイツは失敗したか。答えはノーだ。環境合理主義を奉じて着実に前へ進んでいる。」と締めくくった。
 最終回でも、脱原発がドイツでできて、なぜ日本でできないのか。しかも、地震国日本、福島第一原発の事故収束もめどさえ立たない日本、原爆被害国日本、平和憲法と自由と民主主義の日本で、なぜ??
 今の政府の「原発回帰」がつづいたら、日本列島は「核のゴミ屋敷」化し、日本国民は原発難民と化すのとにならないか?その時、どの国が受けてくれるのだろうか?そんな悪夢が、現実にならない道は、なにか!!?
 願わくば、原発事故を脱原発の契機ととらえ、化石燃料から再生可能エネルギーの転換、そして産業革命、環境・文化・宗教革命、さらに世界から国家間戦争をなくする世界平和革命へと、日本総体の力で世界をリードできないものか!!?
 そして、世界中から日本国・日本国民が希望と尊敬のまなざしで見られるように成れないものか!!?
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by sasakitosio | 2014-04-20 13:18 | 東京新聞を読んで | Trackback