憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

染み出した核のゴミ

 4月15日付社説に、「ドイツは失敗したか」のタイトルで、社説の連載がある。今回で5回目の掲載だ。
 今日はこの記事に学ぶことにした。
 社説は、「北西部ニーダーザクセン州のアッセと言う町を訪れた。丘の中腹に「A」という大きな文字が描かれていた。「Aufpassen(注意しろ)のAですよ」。核廃棄物処分場建設に反対する住民運動のリーダー、ペーター・ディッケルさんが言う=写真。
 そこは岩塩の廃坑跡だ。地下750メートルの空洞に1967年から11年間、中低レベルの核廃棄物を詰めた約13万個のドラム缶が研究名目で投入された。
 問題が明らかになったのは88年のことだった。1日1200リットルの地下水が浸出し、崩壊の恐れがあるという。2008年に浸出水からセシウムなどの放射性物質が検出された。ドイツでも使用済み核燃料の処分は悩みの種だ。」と切り出した。
 つづけて社説は、「高レベル放射性廃棄物の最終処分場は、同じニーダーザクセン州にあるゴアレーベンの岩塩層が有力だった。だが、アッセのような地下水の浸出などを心配する住民の反対運動が強くなり、連邦政府は三年前、白紙撤回を決めた。
 ところが、昨年末の大連立政権発足時に交わされた180ページの協定書には、わずか15行だが、処分場選定についての記述がある。その中に「ゴアレーベンを視野に入れて」と明記されている。
 最終処分場は、新たにつくる委員会であらためて選定される。」と教えてくれる。
 最後に社説は、「しかし、ディッケルさんは「政府の方針を追認するための形式的な委員会になってしまう。」と不安を抱く。廃棄物の種類や性質、処分量などと地質を突き合わせ、科学的知見を積み上げながら候補地を絞り込んでいくべきだ。決定までの道のりは決して平たんなものではない。
 ただドイツでは「22年原発ゼロ」を決めており、処分量は確定できる。放射線防護庁の試算では、高レベルが3万立方メートル、中低が30万立方メートルになるという。
 日本政府は原発回帰をめざす。核のゴミを増やし続けるということだ。処分場選定にドイツ以上の困難があることは、想像に難くない。」と締めくくった。
 読んで、知識が増えた。
 ドイツで、地下750メートルにある「岩塩の廃坑跡」にドラム缶13万個が研究名目で投入され、約20年後に1日12000リットルの地下水が浸出し、投入から約30年後に、浸出水からセシウムなどの放射性物資が検出されたとの事。
 ドイツでは「22年に原発ゼロ」を決めており、処分量は確定できる。放射線防護庁の試算では、高レベルが3万立方メートル、中低が30万立方メートルになるという。が、日本政府は原発回帰をめざし、核のゴミは増え続けるとのこと。
 日本では、今でも最終処分場の引き受け手がいないと言うことは、原発立地市町村で、移動できない「核のゴミ」の最終処分地になりかねないのではないか?経産省・電力会社の無責任を放置しておいていいのだろうか。日本が、核のゴミで、生活できなくならないように、為政者・関係業者が、無能・無責任なら、丸ごと、取り替える必要がありそうだ。
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by sasakitosio | 2014-04-20 08:12 | 東京新聞を読んで | Trackback