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by sasakitosio

冤罪と民主主義

 4月8日付東京新聞朝刊の23面に、「本音のコラム」という署名入りの囲み記事がある。筆者は、ルポライター鎌田慧氏だ。今日はこの記事に学ぶことにした。
 筆者は、「48年たってようやく自由を獲得した無実の死刑囚・袴田巌さんの苦闘に、世界ボクシング評議会から名誉チャンピオンベルトが贈られた6日、甲府市でやはり冤罪の狭山事件の市民集会が開かれた。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「今年の5月1日で、事件発生以来51年目になる。やり直し裁判(再審)を求めている石川一雄さん(75)は、一審死刑、二審で無期懲役の判決だった。31年7か月の獄中生活のあと仮出獄、それから20年、まだ「殺人者」の汚名を雪いでいない。
 「見えない手錠を掛けられている」という石川さんの想いをタイトルにした。金聖雄監督の記録映画とシンポジュウムを友人が準備したので駆け付けた。たまたま袴田さんの釈放もあって、300人を超える盛況だった。
 「次は狭山だ」というのが、わたしたちの共通の確信である。
 袴田さんを釈放した静岡地裁村山浩昭裁判長の決定は、警察の証拠捏造まで取り上げ、「司法の理念からは到底耐え難い」と指弾、裁判官の勇気と正義を貫いて、裁判への希望を与えた。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「「司法の理念とは「疑わしきは罰せず」である。国家権力が偽計を用いて人間の誇りを奪い、侮辱と嘲笑の闇に沈める冤罪とは、「官尊民卑」超官僚主義の産物である。冤罪は市民を踏みつけ、少数の人間が組織を温存させ、栄達を図る陰謀であり、民主主義に対する挑戦である。」と結んだ。
 たまたま、袴田巌さんの弁護人が講師の勉強会に出て、この再審のことは聞いていたが、冤罪の被害者の気持ちは、まさに計り知れない。なぜこんな酷いことが起きるのだろうか?真犯人はどこに消えたのか?再発防止はできないのか?いろいろ疑問が湧いてきた。
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by sasakitosio | 2014-04-15 07:19 | 東京新聞を読んで | Trackback