憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

知る権利もっと剥奪

 4月3日東京新聞朝刊1面、「秘密保護法 言わねばならないこと」という、署名入りの囲み記事がある。筆者は、新潟国際情報大学教授・日韓文書の公開を求める会代表・吉沢文寿氏だ。
 今日はこの記事を学習することにした。
 筆者は、「われわれの団体は日本政府に対して、1951-65年までの日韓会談関連のすべての公文書(約6万ページ)の公開を求め、情報公開法に基づく開示請求をしてきた。多くの不開示部分があったため、三回にわたって訴訟を起こし、一昨年10月、東京地裁が不開示だった部分の7割の開示を命じる判決を出した。この中でいろいろのことがわかった。例えば、島根県の竹島について「アシカの数が減少し、経済的には大きな意義はない」という記述が開示された。外交官僚はこんな情報さえ外交交渉上「不利益を被る恐れがある」として隠していた。
  歴史は繰り返す。歴史認識で日韓がうまくいっていない今ほど、歴史に学ぶ必要がある。しかし、日韓国交正常化から半世紀がたち、関係者の多くはこの世になく、文書以外に知るすべはない。」と教えてくれる。
 つづけて筆者は、「現在の日本社会は「知る権利」が十分保障されていない。特定秘密保護法が施行されれば、さらに市民の権利を奪う。ささいな情報でも政府にとって都合が悪ければ、半永久的に開示されなくなる恐れがある。
 自民党の石破茂幹事長は「(報道で)大勢の人が死んだとすれば「それはどうだろう」となる」と発言している。報道機関が特定秘密に関する情報を伝えないよう求めたものだ。歴史的に見れば知らせるべき情報を隠したことによって戦争で多くの市民が犠牲になった。論理がぎゃくではないか。」と指摘した。
 最後に筆者は、「秘密保護法は秘密の範囲はあいまいなのに、罰則は厳密に定め「罰則のための法律」だ。「政治をするのはわれわれであり、市民は余計なことを聞くな」という姿勢を感じる。」と締めくくった。
 秘密保護法は「罰則のための法律」だとの指摘は、その通りだ。国民を脅して、政府の、役人の、無責任、不作為、無知・無能等の欠点を、覆い隠すことに主眼があるのではないか?しかし、「天網恢恢疎にして漏らさず」と老子の言われるように、決してばれない悪事・不正はない。ましてや、今のネット社会では、そのスピードも速い。為政者よ、大衆を甘く見てはいけない、多数は大衆にありを忘れてもらっては困る。
 とくに、大衆をだます側に、立つことになった人ほど、晩節ご用心!!
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by sasakitosio | 2014-04-10 16:59 | 東京新聞を読んで | Trackback