憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

非道内閣

 3月18日東京新聞朝刊27面委、「本音のコラム」という署名入りの囲み記事がある。筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。今日はこの記事に学ぶことにした。
 筆者は、「労働者派遣法が先週、閣議決定された。特定秘密保護法に次ぐ強権法である。よくもまあ、安倍政権は、これほど、働く者の人権を抑圧できるものだ。との怒りを隠しきれない。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「戦後GHQが封建制度の残滓として禁じた労働者供給業を、1986年、プログラマーなどが不足していた時代に、「専門職に限定」して緩和したのが、派遣法だった。
 わたしはそのとき「人夫供給業の復活」と書いた。労働者を売買してマージンを稼ぐのは悪徳なのだ。「臨時工制度の廃止」は、戦後労働運動の成果でもあった。
 今会の改正案は、この制度導入によって、既に雇用者の37%占めるに至った非正規労働者を、さらに急速に増加させようというのが狙いである。」と指摘した。
 さらに筆者は、「これまで3年間に限定し、3年経ったら正社員への夢をひらく、としていた限定つき制度を、いきなり3年で解雇、あとは労働者を入れ替える、という野放図、冷血無惨な改悪である。」と厳しく非難した。
 最後に筆者は、「雇用はぎりぎりまでに削減して、入り口を狭くし、少数者だけ正式採用。あとは無権利の派遣労働者でまかなう。しかも、3年経ったらクビ。何の保証もなく、総取り換え。これほど経営者天国、労働者は地獄。自殺者多発の法律をつくる内閣は、人間的に間違っている。」と締めくくった。
 筆者の怒りに、共鳴します。働く人間が社会の担い手だと、昔、教わった。それは今も正しいと思っている。働く人間を犠牲にする「社会制度は」、人間社会に存在させてはならないと思ってきた。その意味で、労働派遣法改正案は成立させてはならない。特定秘密保護法が民主主義を破壊する「軸だ」とすれば、 労働者派遣法改正案は、人間の社会を破壊する「軸」となるだろう、と思った。
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by sasakitosio | 2014-03-23 15:47 | 東京新聞を読んで | Trackback