憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

命こそ宝

 3月16日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という署名入りの囲み記事がある。今日の筆者は、北海道大教授・山口二郎氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。
 筆者は、「先週に続いて震災の教訓について考えたい。11日の前後には、家族を失った被災者の当時の思い出やその後の人生を紹介するテレビ番組も多く放映された。子供を失った親たちの嘆き、悲しみに触れて、私自身もあの日の痛みを思い出した。人間、何がつらいと言って、子どもに先に死なれることほど悲しいことはないだろう。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「命を大切にすることは、政治が目指すべき最大の価値である。人間の命を大切にするとは、単に生物として生かすことにとどまらず、人間の尊厳を保障することを含まなければならない。あの震災は、人間が生きること自体無限大の意味があることをわれわれに教えたはずだ。
 あれから三年経って、政治家は抽象的な国家の威信を高めることと富を求めることに熱心で、生身の人間の生命をあまり顧みなくなった。積極的平和主義というまやかしで憲法九条を骨抜きにしようという策動だけではない。人間を動物同然に扱う雇用規制緩和を進めることも、成長戦略の名のもとに正当化されている。」と指摘した。
 最後に筆者は、「 自分の子供が理不尽な死を強いられ、人間性を無視され牛馬同然に使い捨てられことを想像する力が、今の大人たちに亡くなったのだろうか。
 犠牲者を追悼することとは、いま生きる人間を大切にすることにつながらなければ、単なる行事になってしまう。」と厳しく締めくくった。
 「犠牲者を追悼することとは、いま生きる人間を大切にすることにつながらなければ、単なる行事になってしまう。」との指摘は、至言だと思った。
 それは、行事を主催する側の、心の問題だ。安倍首相の靖国参拝も、単なる安倍首相の行事(パフォーマンス)と思えば、腹を立てるのも、ばかばからしくなってくるが?
 
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by sasakitosio | 2014-03-22 07:51 | 東京新聞を読んで | Trackback