憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

移民と棄民

 3月13日付東京新聞29面に、「本音のコラム」という署名入りのかこみ記事がある。筆者は、法政大教授・竹田茂夫氏だ。今日はこの記事に学ぶことにした。
 筆者は、「内閣府の専門委員会が、百年後を見すえて毎年20万人の移民受け入れを提案した。このままでは人口減少と労働力不足で経済成長も経済大国の地位も危ういという。
 大手経済紙系列の調査が元ネタのこの提言には、経済優先・財界優先が貫かれている。専門技術者だけでなく、低賃金できつい仕事の介護・看護や単純労働も想定しているらしい。」と切り出した。
 つづいて筆者は、「だが、ヘイトスピーチがまかり通り、多文化主義など到底不可能な日本で、外国人比率が数%になれば二級市民化やゲットー化、日本人の側の排外主義の跋扈は自明ではないか。
 1960年代から外国人労働力を受け入れたドイツでは、トルコ人を目の敵にするネオナチが地方議会に進出しただけでなく、連続殺人事件まで引き起こした。労働力を輸入すれば人間がやってくる。人としての遇し方をまず考えるべきではないか。」と指摘した。
 最後に筆者は、「移民や人口政策など、国家や財界が国民や労働力を扱うやり方には要注意だ。
 かって、満蒙開拓団がどう国家に捨てられたか。
 水俣病患者や震災・原発事故の被災者、基地を強いられる沖縄がどう犠牲になってきたか。
 財界がどう低賃金で不安定な非正規層を利用しているか。
 棄民の例は多くある。避難計画も満足にない原発隣接地域で、いざ事故が起きれば棄民は必然の結果である。」としてきして、結んだ。
 筆者の言う「棄民」を見過ごしてはいけない。絶対いけない。振り込め詐欺の「国家版」、それが結果としての「棄民」ではないか。甘い話を国家が国民にし、それにつられて、「国策」に乗り、結果棄民にされる。国家の振り込め詐欺は、「国民の命と財産」が振込対象だ。取立人・受益者は、「国家と財界」だ。責任を誰もとらず、誰も問えない仕掛けになっている。目覚めよう、労働者、被支配者の同志よ!!
 
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by sasakitosio | 2014-03-18 13:44 | 東京新聞を読んで | Trackback