憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

忘却に抗する

 3月9日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という署名入りの囲み記事がある。筆者は、北海道大教授・山口二郎氏だ。今日はこの記事に学ぶことにした。
 筆者は、「また3月11日が来る。あの震災と原発事故から、我々は何を学んだかが問われる。時間とともに衝撃の記憶が薄れていくことは仕方がないことだろう。しかし、教訓をこれからの社会や経済のありようを変えることにつなぐかどうかは、我々の意思と思考力にかかっている。」と切りだした。
 つづけて筆者は、「政治の動きを見ていると、むしろ3.11を消し去ろうとする意図さえ感じる。その典型例は、原発再稼働に向けた動きである。本欄でも報道されたように、原発事故が津波で起こされたのか、地震で起こされたのかという最も基本的な事実さえ、十分に検証されていない。これは、分からないのではなく、知りたくないという政策決定者の意思の反映である。 」と指摘した。
 さらに筆者は、「しかし、安倍政権は、真実の歴史から目を背けたいという志向性を明らかにしている。アジア太平洋戦争における自国の政府の誤りを否定する政治家は、わずか3年前の原発事故についても国策の誤りを認識、是正することもできない。」と指摘した。
 最後に筆者は、「政治家もメディアも、原発事故とは何だったのかをしつこく問い続けなければならない。真相を覆い隠したまま原発再稼働を進めることは、犯罪行為である。後世の人びとからあの時何をしたのだと指弾されないことを、我々の判断基準とすべきである。」と締めくくった。
 真相を覆い隠したまま原発再稼働を進めることは、犯罪行為である、との指摘は、共鳴できる。
原発近くの多くの国民の「命の危険」・「財産の毀損」の可能性が極めて高い状態で、事を進めることは、その政権が倒れた時は、真実が暴かれ、厳しく指弾され、裁かれることを、今の総理はじめ当事者は「自覚・覚悟」しているのがろうか?
 
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by sasakitosio | 2014-03-14 07:51 | 東京新聞を読んで | Trackback