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by sasakitosio

開かれた大国へ改革を

 3月6日付東京新聞社説に、「中国全人代 開かれた大国へ改革を」の見出しで、北京で5日開かれた「中国全国人民代表大会」の記事が載った。今日は、この社説に学ぶことにした。
 社説は、「スモッグが消え去り青空が広がった北京で5日、中国の国会に当たる全国人民代表大会(全人代)が開幕した。
 李首相は政府活動報告で「中国は統一された多民族国家であり、各民族は中華民族の平等な一員である。」と、民族の団結と社会の安定を訴えた。
 だが、首都の青空とは裏腹に、中国指導部にとって苦い思いで迎えた全人代であっただろう。
 直前に雲南省昆明で無差別殺傷事件が起こった。中国当局は「新疆ウイグルの分離独立を目指す勢力によるテロ」と発表した。
 昨年秋には、党の重要会議である三中全会の前に、北京中心部の天安門前に車が突入し炎上する事件が発生。これも分離独立組織による「自爆テロ」と断定した。」と教えてくれる。
 さらに社説は、「少数民族の反発だけでなく、格差や腐敗を不満とするデモや暴動は年間20万件近いともいう。
 チベットやウイグルの問題は中国の内政であり、多民族国家である中国にとって安定を保つことが容易でないことは理解できる。
 だが、言論や社会の統制を強め特定の民族を抑圧するやり方が、逆に反発を招き安定を損なう悪循環になってはいないだろうか。
 ある中国人学者は歴史を振り返り「統治者と被統治者の対立は大変激しかった。統治者は暴君となり被治者は乱民となる状況で、厳しい法による統治は必然である。」と指摘する。
 今の指導部がこうした強権政治の方向に向かっているのなら不安がある。」と指摘した
最後に社説は。「習国家主席は「愛国主義で中華民族を団結させる。」というが国内での強権政治や排外的ナショナリズムで安定を保とうとするのならば。、誤りであろう。
 李首相は演説で「現代化建設のために長期の安定した国際環境が必要である」と強調した。
 こうした認識や、今の指導部が発足した後に掲げた「改革の深化」の方向性こそ、大切にしてほしい。
 中国は、米国に次ぐ世界第二の経済大国である。今後、社会的にも成熟し、国際社会で評価される真の大国になるには、内向きな強権国家ではなく、より開かれた国に向け改革を進めるしかないだろう。」と、締めくくった。
 社説の指摘の通りだと思う。
 思うに、平和と安定の社会が続くと、安定した制度で「恩恵」をうけつづける「階層」と、恩恵の「制度」に遠い「階層」で、格差が発生しそれが継続し、しかも蓄積される。
 これは、洋の東西、歴史の古今を問わず、「人の世」の習いである。ヒトに「欲」がなくならない限り。
 今の世界に発生している「格差」は、中国も例外ではない。
 この格差を是正するためには、格差によって「恩恵」を受けている「階層」が、存在する格差は「自分の力」ではなく、「制度」の恩恵なのだと思えるかどうかに、軟着陸がかかっていると思うが?支配階層と、格差の恩恵を受けている層が同じだと、解消はかなり難しのではないか。?
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by sasakitosio | 2014-03-12 07:56 | 東京新聞を読んで | Trackback