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by sasakitosio

「管理下」に大きな疑問 汚染水漏出

 3月4日付東京新聞社説に、「「管理下」に大きな疑問 汚染水漏出」の見出しで、福島第一原発で、高濃度汚染水があふれた問題の記事が載った。
 今日はこの社説に学ぶことにした。
 社説は、「福島第一原発で、また高濃度の放射性汚染水があふれ出た。配管系の故障なのか、人為的な事故なのかも定かでない。敷地の外へは出ていないというものの、「管理下」というには程遠い。
 とても危険な状態だ。
 放射性物質の濃度が極めて高い汚染水が、また、タンクの外にこぼれ出た。
 漏れた量は約100トン.一リットル当たり2億4千万ベクレルのストロンチューム90などが検出された。原発外に放出できる上限の800万倍の濃度だ。」と、切り出した。
 つづけて社説は、「謎めいた出来事だ。配管を通して移送される汚染水が、間違って満杯に近い別のタンクに注入されてしまったのだという。
 途中に取り付けられた三つの弁が、なぜかすべて開かれており、問題が発覚した後、うち一つが閉じた状態に戻っていた。操作ミスか、それとも故意か。わかっていない。
 水位の高さを知らせる警報は鳴ったが、9時間以上、放置されていた。何のための警報か。
 弁の操作ミスに原因不明の故障、その上ずさんな管理体制が重なった三重のトラブルだとすれば、これは深刻な事件である。
 1日400トンという地下水の流入は止まらない。
 敷地内には。膨大な汚染水をため込んだ約1000基のタンクが立ち並ぶ。そして増えていく。つまり、危険の程度は増していく。作業員の疲労は募るばかりだろう。40年とされる長い廃炉への工程は、まだ緒についたともいえない状況なのにである。
 トリチウム(三重水素)以外の放射性物質をとり除くことができるという「多核種除去設備(ALPS)」も先月末に水を送るポンプが故障するなどトラブルが相次いでおり、試運転の域を出ていない。」と指摘した。
 さらに社説は、「安倍晋三首相は施政方針演説で、対策には「国が前面に立つ」と」約束した。しかし、事態は悪くなっている。とても「アンダーコントロール(管理下)とは言い難い。
 作業態勢の見直しや、見回りの強化は当然必要だ。だが、最優先すべきは、持てる技術を総動員して、一日も早く根本治療を図ること、地下水の流入を食い止めることではなかったか。
 水回りの管理すらおぼつかない政府と東電。これが「国策」だと胸を張れるだろうか。とてもじゃないが、再稼働を急ぐ資格はない。」と締めくくった。
 全く社説の主張の通り、政府も東電も、再稼働を急ぐ資格はない。恥を知れ、と言いたくなる。
 恥を忘れた「議員・公務員・東電」の存在ほど、税金・電気料の無駄遣いは、ないのではないか!!
 
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by sasakitosio | 2014-03-10 07:49 | 東京新聞を読んで | Trackback