憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

安全神話の危険

 3月4日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という署名入りの囲み記事がある。筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。今日はこの記事に学ぶことにした。
 筆者は、「原発被災者の早期帰還を促進するため、政府は、放射線の不安を払拭する「放射線リスクコミニケーション」をはじめる。低線量なら被爆リスクは少ないとする教育である。「復興」とか「帰還」。大戦あとの混乱がつづいているようだが、福島原発から三年になる。」と切り出した。
 つづいて筆者は、「いまも高濃度の放射能まみれの汚染水が、福島原発から太平洋に流出しつづけている。それでも、政府はまたおなじ失敗を繰り返そうとしている。「原発は絶対安全」政治家と官僚が強弁して、全国に原発を建てた。戦時中「焼夷弾なんか絶対怖くない」と新聞に書かせ、「逃げるな、消化せよ」と命令した。これも神話だった。
 1937年に施行された「防空法」が避難を禁じて、市民を空襲にさらした。昨日の「こちら特報部」が、水島朝穂さんと大前治さんの「検証防空法」(法律文化社)を紹介した。焼夷弾は「手袋をはめさえすれば手づかみでも処理できる」と新聞が書いたそうだ。
 放射能で汚染された地域でも除染すれば住めるようになる。低放射能のリスクは少ない。政府の二度目の安全宣言だ。」と指摘した。
 最後に筆者は、「地方都市への執拗な米軍空爆には、在庫一掃、生産ラインの維持という経済目的もあった。安倍政権がゴリ押ししたい原発再稼働は、設備投資資金の回収と輸出、人命犠牲の経済効果が目的である。」と締めくくった。
 読んで、新しく分かったことがある。それは、原発再稼働は、設備投資資金の回収と輸出、人命犠牲の経済効果が目的」との、筆者の指摘である。だれがどう見たって、原発再稼働は無理筋だと思われるのに、いまだに安倍政権と電力会社は、再稼働をあきらめた様子を見せない。関係者の責任逃れ、東電の延命策に目を奪われていたが、「設備投資資金の回収」の方が、中心的テーマだったのか!! 
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by sasakitosio | 2014-03-09 07:36 | 東京新聞を読んで | Trackback