憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

恐るべき子供たち

 3月2日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という署名入りの囲み記事がある。筆者は、北海道大教授・山口二郎氏だ。今日はこの記事に学ぶことにした。
 筆者は、「最近の国会での政治家やNHK会長の発言を聞くと、日本のエリートの劣化を思い知らされる。
 一言でいえば、みんなずうたいは大きくても、頭は子供になったということである。
 安倍首相は、NHK会長人事について任命責任を認めていない。放送法には品性下劣な人物を会長に任命してはならないという明文の規定はないから、違法ではないと言いたいのだろう。しかし、職務の重要性にかんがみ、他人から敬意を受けるような人物を探すのは常識であり、法律で禁止されていないから何をやっても勝手だというのは、子どもの発想である。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「予算委員会では日本維新の会の議員が従軍慰安婦に関する調査を呼びかけ、首相も我が意を得た様子だった。公文書がないから慰安婦の強制連行について政府が関与していなかったと主張するのは、論理の飛躍である。
 官憲の強制を狭く定義し、その部分について資料がないという理由から、慰安婦を人格的に否定するのは言葉の詐術である。悪さをした子供がそれを否認するために、証拠を証拠をもって来いというのも子供のけんかの言い分である。」と指摘した。
 最後に筆者は、「こんな政治家が教育再生を主張するに至っては正気の沙汰とは思えない。自分の頭が大人の域に発達していないことを恥じることが先である。
 このままでは、日本は世界から軽んじられるばかりだ。」と嘆いて、締めくくった。
 読んで、面白かった。だから、最近はテレビ番組の国会中継は、なんかバカバカらしくて直ぐチャンネルを変える癖がついた。いつも、これが国権の最高機関の議論でいいのだろうか、為政者の「劣化」を見るたびに嘆いている。
 何よりも、問題なのは、当の本人は「役人をはじめとした取り巻きにちやほや」されているのか、全然気づいている様子がないことだ。たまには、感嘆で、世界をうならせるような、議論を聞きたいものだ。
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by sasakitosio | 2014-03-08 09:01 | 東京新聞を読んで | Trackback