憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

お互い 争っている場合ですか 日本と中国

 3月2日付朝日新聞朝刊7面に、「波聞風聞」という署名入りの囲み記事がある。筆者は、編集委員の吉岡桂子氏だ。
 今日はこの記事に学ぶことにした。
 筆者は、「「安倍首相は中国と戦争したいのか?」
 高層ビルが並ぶ香港の金融街のスターバックスコーヒー。外資系の金融機関で働く知人は、席に着くなり聞いてきた。 大陸出身の中国人で、中国の経済情勢を世界のお客に説明する立場にある。2月半ばのことだった。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「「総理として、するべきでない、と分かっていると思うよ。彼の心の奥底を除ける立場にはないけどね。それより、習近平は日本と戦争をしたいの?」。私は飲みかけのカフェラテを脇に置いて問い返した。
 「中国は戦争なんてできない。対米戦略に加え、国内の強硬派を意識したり、人々の不満をそらそうとしたりで、日本批判を強めている。」
 そして中国が抱える課題を列挙した。
 貧富の格差
 地方の借金、
 公害、
 高齢化と福祉制度の立ち遅れ
 「世界から中国経済への見方は厳しくなっている。戦争なんてしたら、改革開放の30年がだいなしだ。日本もアベノミクスどころでないぞ」
 「うんそうだね。わかっているよね、二人とも」
     <中略>
 世界第2、第3の経済規模を持つ両国の対立はいまや、世界経済のリスクの数えられる。彼も海外のお客に問われているに違いない。米国の金融緩和の縮小を受けてふらつく新興経済よりも、潜在的には巨大なリスクだ。」と指摘した。
 さらに続けて筆者は、「日中以外の国は、両国のぶつかり合いから、輸出や投資で、途上国であれば援助といった経済的な「漁夫の利」を得て得いる面もある。しかし、そうばかりも言っていられない空気も漂い始めている。
 習政権にとって、発足2年目を迎える今年は、打ち上げた政策を実行に移せるかどうかが試される。前政権の末期は、中国の官僚たちも新しい政策の提案より人事に関心が集中していた。日本で「死に体」の内閣に「霞が関」が政策提案を控えているのにも似ていた。課題は積もりに積もっている。
 中国経済に詳しい許成鋼・香港大教授は「最大の問題は金融、財政ともにリスクが膨らみつづけていること」と話す。そして、「経済」よりもっと深刻なのは「不安定になりやすい社会のもろさ」とも。対日政策は舵とりしだいで、もろい社会をさらに揺さぶる材料になりかねない。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「さて、日本。消費増税を控え、アベノミクスも岐路に立つ。金融緩和で稼いだ時間は永遠ではない。「人口減社会」も止まらない。知恵を絞るべきは、日本と中国で共振しながら増幅するリスクにどう歯止めをかけるかだ。」と締めくくった。
 中国のひとから、中国の抱える課題を聞けることは、実にありがたい。日本の来し方を考えた時に、中国の歴史と文化はとてつもなく大きく、自分にはおもわれて、外国旅行で、一番多くの都市を歩いた。北京・香港は数回。今から30年前に北京・承徳を友好訪問してから、最近は数年前、孔子の故郷、曲阜や、泰山に上ったことだ。歴史にいつも感動し、スモッグや川の汚れには最近特に閉口してきた。
 訪中の度に、この国とよく戦争するなどと「過去の日本人は」大それた考えをしたものだと、その無謀さに、驚いてきた。
 いままた、政府間で非難し合っている。悲しいことだし、経済的には損なことだと思う。筆者のように中国の友人の話を伝えてくれる人がいることが、平和愛好で親中的な日本人には、ほっとする記事でした。
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by sasakitosio | 2014-03-07 13:27 | 朝日新聞を読んで | Trackback