憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

安倍政権の驕りだ

 2月27日付東京新聞朝刊1面に、「秘密保護法 言わねばならないこと」という署名入りの記事がある。筆者は、早大法学学術院教授・憲法学者・水島朝穂氏だ。
 今日はこの記事を勉強することにした。
 筆者は、「特定秘密保護法には、憲法に基づく民主主義と自由のあり方に対する破壊的な効果がある。
 戦前、軍事機密を漏らした軍人や民間人を処罰する軍機保護法はあったが、処罰された事件は多くはなかった。事件になる前に「軍事機密に触れるのはまずい」と控えたからだ。
 今回の秘密保護法でも、公務員や国民の間に「何が特定秘密かも秘密だ」ということが通用してしまう「空気」が生まれかねない。施行されてもすぐに立件されるケースはないだろうが、多くの人がこの空気を読み、表現を萎縮してしまう。
 ここに、この法律の怖さがある。」と、切り出した。
 つづけて筆者は、「さらに秘密保護法には、公務員を補足する旧内務省的な権限を復活させる側面がある。警察が、特定秘密を扱う公務員の酒癖や交友関係、思想など何でも調べられる。
 戦後内務省解体で権限を失った警察官僚は、公務員の審査権を持つことによって権限を取り戻すことになる。」と指摘した。
 さらに筆者は、「この法律が成立した背景には、国会の劣化がある。衆参両院のいわゆる「ねじれ」がなくなり翼賛化し、首相官邸に途方もない驕りが生まれた。国会による統制機能がまともに働かず、政府が指定する特定秘密の妥当性を、そのトップの首相がチェックするなどと、立憲国家でありえない意見が恥ずかしげもなく語られる。」と指摘した。
 最後に筆者は、「歴代首相には自身が持つ権力の行使への畏怖心があったが、安倍晋三首相には感じられない。
 行政府をチェックすることを放棄した国会は、秘密保護法の運用を行政に実質丸投げした。ねじれの解消が政府の暴走をゆるしていることを考えれば、新たなねじれをつくることが秘密保護法を監視する上で重要になる」と、結んでいる。
 読んで、勉強になった。
 筆者の言うように、新たなねじれをつくることで、政府の暴走を止め、秘密保護法の監視を強めることができるかもしれない。次の国政選挙まで、安倍内閣の暴走を忘れず、それを止められなかった、今も止められない、「自民党・公明党」の国会議員の名を国民の一人一人が忘れないよう、絶えず、啓発する「新聞」をはじめとする「マスコミ」の報道に期待したい。もちろん翼賛野党のことも、絶対忘れないようにしたい。
 
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by sasakitosio | 2014-03-03 08:23 | 東京新聞を読んで | Trackback