憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

歴史家 検証できぬ

 2月12日付東京新聞朝刊一面、「秘密保護法 言わねばならないこと」という署名入りの囲み記事がある。
筆者は、作家・半藤一利氏だ。今日はこの記事を勉強することにした。
 筆者は、「特定秘密保護法によって「秘密指定」の期間が事実上無制限となれば、時の政府が何を考え、どう動いたのか、後世に教訓とするための検証が不可能となる。歴史をやる人間にとっては、あり得ない話だ。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「参院での審議時間は22時間。郵政民営化関連法の93時間や改正教育基本法といった過去の重要法に比べると、あまりにも短い。これにもっと国民は怒るべきだ。
 安倍晋三首相は防衛問題に妙なこだわりがあるようだが、それが次から次へと変な法律を生んでいくのでは、と思う。首相は「言論の自由や知る権利を侵すものではない」というが、政権が変わった後もそうであるという保証はない。しかも、戦時中に出たさまざまな法律も、当時の政府は議会答弁で同じようなことを言っていた。」と指摘した。
 さらに筆者は、「秘密保護法の本質は「お上が決めた情報だけを報じればいい」だ。戦前も一朝一夕のうちに戦争へ進んだわけではない。しかし、新聞は政府が認めた情報しか伝えなかった。多くの国民にとっては、いつの間にか米英との戦争へ突入していった。
 今回、新聞記者の皆さんも当初は、あまり危機感を持たなかったのではないか。いわんや雑誌ジャーナリズムは「それはなんですか」という感じだった。野球ならば9回裏ぐらいまで試合が進んでから、やっと大騒ぎをしたという印象だ。」とも指摘した。
 最後に筆者は、「国民主権の根源は、言論の自由だ。それが失なわれるとしたら、心の底から恐ろしさを感じる。「国家権力」という言葉が新聞から消えている。マスコミは委縮せずに頑張ってほしい。」と締めくくった。
 「国家権力」という言葉が、新聞から消えている、との指摘は、
怖い指摘だ。マスコミは、早や萎縮しだしたのか?そてとも、特定秘密保護法という「この怪物」を、甘く見ているのだろうか?
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by sasakitosio | 2014-02-16 19:33 | 東京新聞を読んで | Trackback