憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

市場神話と価格操作

 2月13日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という署名入り囲み記事がある。筆者は、法政大教授・竹田茂夫氏だ。
今日は、この記事に学ぶことにした。
 筆者は、「市場価格は需給で決まるという言い方がある。生産技術・人々の嗜好・将来の見通しなどの分散した情報が需給として集約され、価格に過不足なく織り込まれる。情報効率的な市場で不偏で公正な価格が決まるというわけだ。
だが、これは教科書だけで通用する話だ。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「価格は自然現象ではなく、だれかが特定の方法で決めているはず。制度の詳細や関係者の交渉力格差が必ず問題となる。
 たとえば、暗黒の月曜日(1987年10月)の突然の株価暴落は不可解な現象とされ、研究者は市場の微細構造に踏み込むようになった。その後、金融危機やバブルを経て市場への信頼は大きく揺らいでいる。」と指摘した。
 さらに筆者は、「ここ2.3年で明るみに出たのは違法な価格操作だ。世界中の金融取引の基準となるロンドン銀行間金利が、実はトレードの談合で10年間不正に操られていた。巨額な金融取引だけに、わずかな金利差が大きな利害に結びつく。公正や正確さより銀行の利益が優先されたのだ。
 外国為替市場でも談合がある。米国では電力・原油・金属の取引でJPモルガンのような巨大銀行が価格操作をしていたことも発覚した。」とも指摘した。
 最後に筆者は、「絶えざる監視の下で初めて市場は公正を確保できる。市場を神の見えざる手に擬する比喩は罪が深い。もう卒業すべきだ。」と結んだ。
 人が関与しない、経済活動はない。
 そして、人は、ほとんどの人は不完全な人間だ。
 しかも、欲をエンジンにしたときに、ふつう、人はもっともパワーを発揮できる。この欲が、なかなかコントロールするのが難しい。
 欲が、全くなくなった状態も、つまんなくて、そんな社会は想像したくない。
 人間は無限の欲を持った「不完全」動物である、決して「霊長類」など度言う「高貴」なものでありえない、としたうえで。お互いが、お互いの不完全さを「補って」いると思えば、万事うまくいきそうな気がするが?
[PR]
トラックバックURL : http://sasakitosi.exblog.jp/tb/20362327
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by sasakitosio | 2014-02-16 08:15 | 東京新聞を読んで | Trackback