憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

生物学の誤用

 2月12日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という署名入りの囲み記事がある。筆者は、文芸評論家・斎藤美奈子氏だ。
 今日はこの記事を勉強することにした。
筆者は、「「女は家で子育て、男は外で仕事が合理的」という内容を含むNHKの経営委員・長谷川三千子氏のエッセイが物議を醸している。
 このエッセイで面白いのは「「性別役割分担」は、哺乳動物の一員である人間にとって、きわめて自然なもの」の部分である。このような分担をする哺乳類はヒト以外に存在せず、また性別役割分担は近代に固有の家族形態(近代家族と呼ぶ)なのでそもそも理屈が破綻している。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「でもよくいるんですよね、生物学っぽい論法を好む方が。思う出すのは「文明がもたらしたもっともあしき有害なものはババアなんだそうだ」とのたまわった都知事時代の石原慎太郎氏である。
 あれも聞きかじりの「おばあさん仮説」(生殖年齢を終えた女性が子育てを手伝うことで人類は繁栄した)を逆に解釈した結果で、石原氏の知性が疑われる発言だった。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「そしてもうお一人、知性の怪しい方がいる。舛沿い要一・新都知事である。
「女は生理のときはノーマルじゃない。そんなときに国政の重要な決定、戦争をやるかどうかなんてことを判断されてはたまらない」とは、過去の雑誌に載った発言。あまりのことに「舛沿い要一を都知事にしたくない女たちの会」という団体が立ち上がったほどである。 生物学どころの騒ぎではない。先に性教育をいただくべきではなかろか。」と締めくくった。
 NHK経営委員・長谷川三千子氏、元都知事・石原慎太郎氏、新都知事・舛添要一氏、三者とも、筆者の批判にさらせれている。指摘は的を得ているのかもしれない。
 長谷川三千子氏の男女分業論は、昔からよく聞いた話だ。
 元東京都知事・石原慎太郎氏は、造語が得意のようで、目立つためのジョークのような気もする。だって、自分だって「有害なババア」に、一方ならぬお世話になっているでしょうから。
 新東京都知事・舛添要一氏は、過去に「生理中の女性に手ひどい思いをさせられた」のではないか。
 筆者から、三氏の女性観を教えてもらい、面白かった。
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by sasakitosio | 2014-02-15 12:52 | 東京新聞を読んで | Trackback