憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

日本の節目 目を凝らそう

 2月2日付朝日新聞2面に、「日曜に想う」という署名入り囲み記事がある。今日の筆者は、特別編集委員・星浩氏だ。
 今日はこの記事に学ぶことにした。
 筆者は、「東京には世界各国の外交官約5000人が駐在し、日夜、情報収集にいそしんでいる。この年末年始、彼らは大忙しだった。
 昨年12月26日、安倍晋三首相が突然靖国神社に参拝。ニュースは世界をかけめぐった。その前日の25日、中国の程氷華中日大使は、首相参拝の動きをつかんでいた。深夜には、中国の外交官と日本政府の高官との間で、こんなやりとりがあった。
 中国の外交官 首相はあす、靖国神社に行くらしいが、ほんとうか。
 日本政府高官 まさか、ありません。心配無用です。
 翌日、この高官は大恥をかいた。
 韓国の季丙琪駐日大使には参拝の直前、管義偉官房長官から携帯電話に連絡が入った。日韓関係が改善に向かう兆しが出てきただけに、大使館員の落胆は大きかった。年末に予定されていた忘年会は「にぎやかにお酒を飲む気分になれない」ので、中止になった。
 日本勤務の長い、ある大使も嘆いていた。「安倍政権発足直後に「安倍氏は靖国神社参拝などは当面控えて、経済再生を最優先に取り組む。彼はナショナリストではない。リアリストだ」というリポートを本国に送ったが、改訂版を出さなければ」」と教えてくれる。
 つづけて筆者は、「1月19日投票の沖縄県の名護市長選も、外交団の注目の的だった。欧州のベテラン外交官は、普天間飛行場の辺野古移設に反対する現職が圧勝した選挙結果を分析し、本国に報告した。
「日本全体では日米同盟をを容認する意見が多いが、基地負担に対する沖縄の不満はかってなく強まっている。安倍政権が中国脅威論を説いても、沖縄を説得できていない」
 そして、舌戦たけなわの東京都知事選、外国メディアや大使館向けに情報発信しているフォーリン・プレスセンターが主催する勉強会で話をする機会があった。新聞、テレビの記者や外交官ら約40人が参加した。中国、オーストラリア、ベルギー、オランダ、メキシコ、セルビア・・・。
 会合中も、終了後の立ち話でも、質問が相次いだ。
 「右の田母神俊雄氏と左の宇都宮健児氏は、どちらが支持を集めるのか」
 「舛添要一氏は東京都庁の既得権勢力と戦えるのか」
 細川護煕候補が、原発ゼロ政策に関連して
 「経済成長至上主義を見直すべきだ」と発言していることにも賛否の意見があった。
 「省エネなど日本独自のモデルをめざすのはすばらしい」
 「経済成長を果たした日本だから言えることだ。新興国では、成長が減速すれば不満が募ってくる」
 アベノミクスが引っ張る日本経済は勢いを増すのか。日米同盟の強化や中国・韓国との軋轢はどうなっていくのか。日本は成長より成熟社会をめざすのかーーー。外交官たちは自国の利益との関係を計りながら、日本の動向を冷静に見つめている。」とも教えてくれる。
 最後に筆者は、「この1月、大先輩の政治記者がなくなった。毎日新聞の岩見隆夫氏だ。78歳だった。「生涯一記者」を貫き、たくさんのコラムを書いた。最後の一文は雑誌「中央公論」2月号の「日本政治の「せっかち」を叱る」だった。
 中略
 生前、岩見氏が「歴史の必然という言葉が嫌いだ」と語っていたことを思い出す。「政治の世界は人間臭い政治家が、もがきながら作っていくドラマの連続。「必然」とひとくくりにするのは、まともな取材ををしていない証拠だ」というのだ。
 靖国、名護、都知事選・・・・。日本が大きな節目にさしかかっているように思える。「必然」でかたづけず、外交団に負けないよう、目を凝らそう。」と締めくくった。
 東京に外交官が約5000人もいるとのことに、驚いた。そして、かれらが10000個の目、10000個の耳、5000個の鼻、肌、心で、日本をキャッチし、母国に発信しているとのこと。
 彼らに、日本の平和憲法を、世界へ発信してほしいと思った。特に、アメリカ、中国、韓国には、日本の平和な暮らし、袖擦り合うも多生の縁、お蔭様など、日本人の精神文化を、生け花や、日本舞踊や、お茶、音楽、絵画などと一緒に、発信し続けてほしいと思った。アメリカは平和憲法を授けてくてた国ですし、中国韓国は歴史的に日本が文化を承継した国ですから。
 それにしても、政治家の靖国参拝は、他国の嫌がることは敢えてやっているようで、外国からの非難という公害を日本国民が受けるだけで、全く国益に反すると思うのだが。昔から、「悪事千里を走り、好事門を出ず」と言われるが、日本在住の「約5000人の外交官」を、動く宣伝カー、動く広告塔として、日本文化のファンにできないものか。それは、大きな日本国民の安全保障にになること請け合いだが?
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by sasakitosio | 2014-02-08 10:24 | 朝日新聞を読んで | Trackback