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by sasakitosio

世界の安定脅かす格差

 2月2日付東京新聞社説横に、「「太郎の国際通信」という署名入りの囲み記事がある。筆者は、ジャーナリスト木村太郎氏だ。
 今日ははこの記事に学ぶことにした。
 筆者は、「「マー君」こと田中将大選手のヤンキースへの移籍は、メジャーリーグの名門チームへというだけでなく1億5千5百万ドル(約161億円)という契約金も話題を提供しているようだ。
 <中略>
 米税制改革基金という団体のウェブページで試算したが、まず連邦税で円換算で約70億円、ニューヨーク州税で約14億円、ニューヨーク市で約6億円と合計90億円を徴収されるという。」と教えてくれる。 
 つづけて筆者は、「リベラル派のオバマ政権下の米国では高額所得者に課税が強化され、税金逃れのために米国籍を離脱する金持ちも少なくないという。
 同じころ、スイスのダボスで開かれた「世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)」はその報告書「世界の危機2014」の中で「ひろがる一方の貧富の格差は、今後10年間に世界の安定を脅かすことになりかねない」と警告している。
 今年のダボス会議では貧富の格差問題が大きく取り上げられたが、そのきっかけをつくったのが世界の貧困問題に取り組むオックスファムの働きかけだ。会議に先立って経済格差に関する調査を発表したが、、その中で世界で最も豊かな85人が世界の総人口のうち所得の低い半数(約35億人)の資産を合わせた額に匹敵する富を有しているとしたのが大きな反響を呼んだ。
 オックスファムはこうした格差を是正するために 
①累進的な課税を強化すること
②富裕者の富みを政治的に利用しないこと
③政府に対して、税収を保健医療など社会保障に使うよう働きかけるーーーー
 など6項目の提案をした。
 こうした指摘にはリッチな側からの反発も当然ある。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「「今の米国では、1%族(所得上位1%の富裕層)がナチ体制下のユダヤ人のように憎しみの対象にされて危険だ」
 著名なベンチャー企業経営者のトーマス・パーキンス氏は、最近のウオールストリート・ジャーナル紙にこう投稿した。
 「1%族」とは、年収690万ドル(約7億1千700万円)以上と言われるから、田中選手もその仲間入りをすることになる。それによっていろいろ大変なこともあるだろうが、多額の税金を払うことが世界の安定につながると納得してヤンキースで頑張ってももらいたい。」と締めくくった。
 さきのダボス会議の中で、「世界で最も豊かな85人が、世界の総人口のうち所得の低い半数(約35億人)の資産を合わせた額に匹敵する富を所有しているとしたのが大きな反響を呼んだ。」と教えてくれたことは、驚きであった。日本でも格差の解消が言われるが、その格差が、一代でおわり、次の世代は皆同じスタート台から、走れるようにできないものか?まず、その理論は生み出してもらいたいものだ。そして、それを現実の社会で、実現する手だても考えてもらいたいものだ。富の偏在が、何代も固定することは、世界の安定を脅かすかもしれないし、人類の持続的な平和と繁栄にはマイナスのような気がするから。
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by sasakitosio | 2014-02-07 11:58 | 東京新聞を読んで | Trackback