憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

責任野党という疑似餌

 2月2日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という署名入りの囲み記事がある。今日の筆者は、北海道大教授・山口二郎氏だ。
 今日はこの記事に学ぶことにする。
 筆者は、「安倍首相は国会で責任野党と協力して、憲法改正などに取り組みたいと言っている。責任野党とは、形容矛盾の見本のような言葉づかいである。
 統治の責任を負うのは与党である。責任を分かち合おうというなら、相手方の党を連立与党に加えるのが政党政治の常道である。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「野党はその定義上、統治の責任を負えない。議会政治においては、野党の責任は政府与党を的確に批判し、その誤りや行き過ぎを掣肘するところにこそある。
 政府与党に反対することが、あたかも税金の無駄遣いで、国政を停滞させるかのように首相は言うが、それは民主主義の本質を理解していないからである。そもそも民主党政権時代、ねじれ国会を利用して、何でも反対を貫いていた自民党の指導者がいまさら野党に反対するな、などと叫ぶのは天に唾するようなものである。
 安倍首相や彼が任命した公人が、愚かな言動や行動を繰り返すのを見れば、それを批判し、反対するのは当然である」と厳しく批判した。
 最後に筆者は、「責任野党という疑似餌につられて権力に食いつき、いいように利用されて、最後には政党としての命脈が尽きるという道筋が、みんなの党や日本維新の会の政治家に見えないとすれば、度し難い政治音痴である。そんな連中はすぐに政治の世界を離れる方が、当人と国のためである。」と結んだ。
 筆者の、言われる通りだと思う。いつも思うのだが、なぜ、我々の社会は、信念や節操のない人が、国権の最高機関へ、入ってくるのだろうか?
 今急ぐべきは、選挙制度をかえて、知性・信念・節操・胆力・感性の備わった「人々」が選挙に出られ、そして国政に参画してもらうことが、日本再生に不可欠のような気がする。
 もしそれが、難しかったら、直接民主主義による「国家統治」の方法で、平和や人権や民主主義が守られる、システムを考えてみたらどうか?しかも、憲法を変えないでできる方法も考えられると、ベストだが。
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by sasakitosio | 2014-02-06 07:47 | 東京新聞を読んで | Trackback