憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

歴史に学べるか?

 1月26日(日)付東京新聞29面に、「本音のコラム」という署名入りの囲み記事がある。今日の筆者は、北海道大学教授・山口二郎氏だ。今日はこの記事にまなぶことにした。
 筆者は、「今月18,25日、NHKで放送された「足尾から来た女」というドラマに感動した。」と切り出した。
つづけて筆者は、「柄本明演じる田中正造が真に迫っていた。ドラマで描かれる谷中村が今の福島に重なり、涙を禁じえなかった。 
 考えてみれば、日本人は百年前に富国強兵のために特定の地域を切り捨てるという罪を犯した。
 劇中、谷中を切り捨てる側のまわったヒロインの兄が、足尾の銅で弾丸を作り、それで日本が戦に勝ったと抗弁するシーンがあった。第二次大戦後は、戦の代わりに経済成長が置き換わっただけで、構図は同じである。水俣、沖縄、福島の受難をみれば明らかな通り、谷中村滅亡から百年間、日本人は何も学ばなかった。
 部分を切り捨てて全体の繁栄を求めるという方法を田中正造は野蛮と呼んだ。そんな道を進めば、全体も滅んでしまうと正造は必死で訴えた。」と指摘した。
 さらに筆者は、「先週行われた沖縄・名護市や福島・相馬市の市長選擧の結果は、正造の教えを受け継ぐ人々による、国全体に対する懸命の叫びだと思う。」と指摘した。
 最後に筆者は、「原発を争点に東京都知事選擧が始まった。歴史を振り返ることは、自らをおとしめるためではない。われわれがこれから、野蛮の道を続けるのか、文明の道に転進するのか、歴史を顧みることによって賢明な判断ができるのである。このタイミングで意思表示の機会を得た都民の責任は重い。」と結んだ。
 よんで、谷中村、水俣、福島の共通項がはっきりした。
 はっきりした以上、文明の道を行くしかあるまい。今回は東京都民に期待しても、自分の時は、自分が文明の道を行くことを忘れない。絶対に忘れない。
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by sasakitosio | 2014-01-27 17:21 | 東京新聞を読んで | Trackback