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by sasakitosio

原発情報も闇の中

 1月7日付東京新聞朝刊1面に、「秘密保護法 いわねばならぬこと」という署名入りの囲み記事がある。今日の筆者は環境経済学者・大島堅一氏だ。今日は、この記事に学ぶことにした。
 筆者は、「政府は原発推進の理由に、火力など他のエネルギーよりも発電コストが低いとされることを挙げているが、その計算方法を示してこなかった。2001年に、経済産業省が情報公開請求に応じて開示した資料も黒塗りだった。電力会社の内部情報だからだという。
 原発のコストに関する情報なんて、外交や防衛に比べて大したデータではない。それでも出さない。政府の主張に根拠がないと感じたことが、自らコスト試算へと駆り立てた。
 その結果、原発のコストは政府の主張よりも二倍も高く、火力などよりも高コストだと分かった。政府の主張に根拠はなかった。」と指摘した。
 つづけて筆者は、「環境に関する政策研究を続けて痛感するのは、日本は「歴史」がない国だということだ。行政の歴史が次々に廃棄され、検証することが非常に難しい。
 例えば、高度成長時代の公害問題を国がどう扱ったかという資料も捨てられている。国がどんな誤った環境行政を行っていたのか、今はわからない。国家が間違うはずがないという無謬性に、役所はとらわれている。秘密保護法が施行されれば、そんな政府の隠ぺい体質はますます強まる。」と指摘した。
 最後に筆者は、「政府は、原発に関する特定秘密は警備情報などテロ対策にかかわるものだと説明する。だが、米国は原発がいかに防護されているかをあえて公開することでテロを防いでいる。日本の秘密保護法は反対に特定秘密にして隠そうとしている。
 なぜか、日本は原発の脆弱さを国民に見せたくないからだ。本来なら、防護を強化すべきなのに、それをせず、もろさを隠そうとする。政府のご都合主義そのものの法律だ。」と、締めくくった。
 読んで初めて分かったことがあった。
 政府が、原発コストにかかる資料を出さなかったこと。アメリカでは原発がいかに防護されているかをあえて公開することでテロを防いでいるのに、日本は特定秘密にして隠そうとしていること。
 これって、日本の政府が、国民を信用していないこと、国民をだまし続けるということではないか?
 
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by sasakitosio | 2014-01-16 08:00 | 東京新聞を読んで | Trackback