憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

六ヶ所村と辺野古

 1月7日付東京新聞23面に、「本音のコラム」という署名入りの囲み記事がある。今日の筆者は、ルポライター鎌田慧氏だ。
 今日は、この記事に学ぶことにした。
 筆者は、「福島の原発事故以来、脱原発集会や講演会を準備し、いろんな街をデモで歩いてきた。事故の始末もできないくせに、電力会社は危険承知でまたやると言っている。政府が後押ししているからだ。世論に背いている、との怒りがある。
 海に毒を垂れ流すのは反社会的行為だ。が,だれも罰せられない。人間の健康と生命よりも、大企業の利益を大事にしたいのが、私たちの政府で、戦争さえしかねない。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「わが青森県の六ケ所村再処理工場は着工してからでさえ20年以上もたった。しかし故障続きで完成の見通しはない。それでもやめたと言わないのは、高速増殖炉「もんじゅ」とおなじ、政治家と官僚による「虚構のサイクル」維持のため。
 「驚くべき内容」と沖縄県知事が語ったのは皮肉ではない。カネで「辺野古米軍基地」反対を押し切る、首相の「特別の御高配」に対する謝辞である。原発推進とおなじ「命よりカネ」の倒錯した価値観。」と指摘。
 最後に筆者は、「何年かたって、原発も米軍基地もいらなくなったとき、はじめて失ったものの大きさに気付く。その愚を繰り返したくない。今年もまだ忙しそうだ。」と締めくくった。
 きしくも、「本音のコラム」の下に、「南海日日新聞」のコーナーがある。「汚職で逮捕 前職出馬へ、伊方町長選と金権」という見出しで、4月8日告示13日投票の「伊方原発を抱える伊方町の町長選」の記事が載った。なかで、「過疎地に原発を建設して国は、その地域を放射能で汚染する前に人々の心まで金で汚染し破壊しているのではないか。日々「金」と「何が正しいことか」を我々に問われた事件である」との指摘は、リアルすぎて、怖い気がした。
 ただここで、問われている「命とカネ」で、金は「原発建設地」だけ、命は「原発建設地を含む広範囲に住む人々」であることに、釈然としないものが残る。
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by sasakitosio | 2014-01-09 19:31 | 東京新聞を読んで | Trackback