憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

「1強政治」と憲法 「法の支配」を揺るがすな

 1月3日付朝日新聞社説に「「一強政治」と憲法 「法の支配」を揺るがすな」の見出しで、法の支配についてに記事が載った。
 今日はこの社説に学ぶことにした。
 社説は、「<前略> 今年、安倍政権がいよいよ手をつけようとしているのが、集団的自衛権の行使容認だ。歴代政権は憲法解釈上、行使できないと封印し続けてきた。
 布石は打たれている、慣例を破り、行使容認派を内閣法制局長官に起用した。政治の暴走から法の支配を守る政府内の防護壁は各段に低くなった。
 特定秘密法のように、憲法が保障した国民の権利を法律によって制限する。今度は法律より軽い解釈変更によって、戦後の平和主義を支えてきた9条を変質させようとする。
 いずれも、国民の手の届かないところの出来事だ。」と指摘した。
 つづけて社説は、「安倍首相は昨春、憲法改正の発議要件を両院の3分の2の賛成から過半数に下げる96条改正を掲げ、「憲法を国民の手に取り戻す」と訴えていた。
 今やろうとしているのは正反対のことではないのか。それともこれが、麻生副総理がナチスを引き合いに語った「誰も気づかないうちに」憲法を変えることなのか。」とも指摘した。
 最後に社説は、「昨秋の衆院憲法審査会の議員団によるドイツ視察。改憲の発議要件を緩めることをどう思うかとの質問に、独連邦議会の議員がこう答えた。
 「ヒトラーがその全権を掌握するなどということは、3分の2という条項が(厳格に)あればできなかったはずだ」
 歴史の教訓である。
 自民党の一強体制が、2度の選挙によって生まれたのは確かだ。しかし、そのことをもって法の支配に挑むのなら、民意への悪乗りというほかはない。」と締めくくった。
 社説が、歴史の教訓という、独連邦議員の答えた「ヒトラーがその全権を掌握するなどということは、3分の2という条項が(厳格に)あればできなかったはずだ」との言葉は、二つの意味で意外だった。ひとつは、日本国憲法の3分の2条項は、憲法を擁護するのに大変大きな「意味・効果・力」であったのかということ。
 今一つは、時代状況からいって、ヒトラーの全権掌握が、憲法の条文だけで、止めることがができたのだろうかいうこと。
 いずれにしても、国民のなかから「命を失うような」犠牲が出るまで、国民が気づかないのは、悲し過ぎる。その前に、秘密保護法の施行も、集団的自衛権の行使も、阻止したい。東京都知事選挙で、脱原発、秘密保護法廃止、憲法改悪反対の候補者に是非とも、頑張ってもらいたい、と切に願う。
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by sasakitosio | 2014-01-08 13:43 | 朝日新聞を読んで | Trackback