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by sasakitosio

北朝鮮の行間を読む

 12月22日付東京新聞朝刊社説横に、「太郎の国際通信」という署名入りの囲み記事がある。筆者は、ジャーナリスト・木村太郎氏だ。
 今日はこに記事に学ぶことにした。
 筆者は、「「閉ざされた国」の真相は、公式な発表文の行間にくみ取れることがある 。
 その意味で、北朝鮮の張成沢元国防副委員長が処刑された翌日13日に発表された朝鮮中央通信の報道は興味深い」と切り出した。
 つづけて筆者は、「まず、この報道が暴いているのは張氏がクーデターを画策していたということだ。張氏がわざと北朝鮮の経済を破綻させ、国家が崩壊直前になったら自ら総理に就任し全権を掌握するシナリオだという。またその際、人民を懐柔するために巨額の資金を不正に蓄財していたと糾弾している。
 独裁国家が、クーデター計画があったことを認めるのは珍しいことだ。その体制が必ずしも盤石でないことを内外に示す事になるからだ。
 しかしそれをあえて公表したのは、国内に相当いると考えられる同調者と海外の支援者勢力にクーデター計画が頓挫したとくぎをさす必要があったのではなかろうか。 
 では、其の海外勢力は誰だったのか。この報道には外国名が二つでてくる。
 「張成沢が米国とかいらい逆賊(韓国)一味の「戦略的忍耐政策」と「待つ戦略」に便乗して我が共和国を内部から瓦解、崩壊させ・・」というぶぶんだが、これはにしがわの制裁が北朝鮮の経済を圧迫しているのに張氏が便乗しようとしていたというだけで、背後で「米帝国主義」が操っていたなどと言っていない。
 その一方で、国名を挙げずに張氏の海外の勢力とのつながりを非難している部分が三か所あった。
 「張成沢は石炭をはじめ貴重な地下資源をむやみに売り払うようにして・・」
 「羅先経済貿易地帯の土地を50年期限で外国に売ってしまう売国行為」
 「外部世界に「改革派」に認識された自分の醜悪なざまを利用して短期間に「新政権」が外国の「認定」をうけられるだろうと愚かに妄想した」
 北朝鮮の石炭や鉄鉱石を買っていたのは中国である。また、羅先特別市の港湾地帯は中国とロシアに期限付きで使用権を付与している。さらに、中国では張氏は「朝鮮の鄧小平」と呼ばれ、「改革派」として知られていた。
 ということは、クーデターの背後に中国の影があることをこの報道は示しているのだろうか。」と推測して見せた。
 最後に筆者は、「中国が北朝鮮の権力の世襲や、核ミサイル問題で暴走するのを苦々しく思っていたのは確かだ。そこで、北京の意向に沿った指導者が登場するよう仕向けたとしても不思議はない。
 そうした見方はうがち過ぎているとしても、このクーデター計画の発覚で極東情勢が流動化するように見えてならない。」と結んだ。
 筆者が、うがち過ぎているとしても、と、言うが、結構リアルなうがち方のような気がする。独裁国家特有の「まるっきりのでっち上げクーデター」ではないかと思ったが、その後の散見する「張氏の周辺にいた人の消息情報」を、見聞きする限り、まるきりのでっち上げではなさそうな気がしていた。案外、筆者の読みは真実かもしれない?
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by sasakitosio | 2013-12-27 19:53 | 東京新聞を読んで | Trackback