陽の恩に たちまち解ける 初ごおり
2013年 12月 21日
毎朝の手賀沼散歩。出るとき、車のフロントガラスに霜が降りてた。今年初めての出来事だ。西の空、高く月あり。柏公園の草原、霜をふみ、霜柱を踏みながら、柏下の水路沿いの芝生の斜面を下りたら、先方から茶色のめだつ、カワセミが飛んでくる。目の前の水路末の壁にとまった。おはようと声をかけた。不思議とにげなかった。急いで離れて、振り返ったが、止まっていた。
6時半には機場の林で、東の地平が今日は雲無く、明るい。西に月のあかり、空をゆくカラス、樹の上で鳴くヒヨドリの声を聴きながら、いつもの体操。
体操をしながら、天を仰ぎ、地平をみれば、先の緑道を、セキスイノの乙女数人、コーチ2人自転車で、疾走していた。
戸張下から、ヒドリ橋まで、久しぶりの日の出前の、明るい空を楽しみながら、さくさく霜をふむ。ヒドリ橋ちかくの水路の土手に、霜をかぶりながら、スイセンの花一本、蕾を膨らませていた。
6時50分、ヒドリ橋でまだ、陽はみえず。途中、機場のガラスの壁面に、太陽が輝きだした。日の出だ。
日の光を背に歩く、足元の芝生が、銀の砂をまいたように、キラキラキラと光る。
機場の瀧は、今日は休み。いつも滝の落ちる、池に葦原からチーチーの声とともに、カワセミが飛んだ。
帰路の柏公園、カラスの声しきり。