憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

秘密保護法廃止できること

12月8日付東京新聞28面29面に、「こちら特報部」という記事がある。きょうはこの記事に学ぶことにした。
 記事は、「秘密保護法廃止できること」、
「私たちはあきらめない」、
「声を上げ続けていこう」、
「政権の暴走に歯止め」、
「報道は不正暴きを続けよ」、
「地方選通じ圧力かける」、
「政治家の行動 記憶を」、
 の見出しで、「ここであきらめるわけにはいかない。広範な反対世論の高まりにもかかわらず、与党の強行で特定秘密保護法案が成立した。だが、まだできること、やらねばならぬことがあるはずだ。市民が、メディアが、野党が、この悪法を監視をし、廃止に追い込んでいかなければならない。私たちが今後目指すべき道について、さまざまな識者に聞いた。」と、記事は始まる。
 記事に出てくる、識者の言葉を以下に、列記してみる。 
「がっかりしている場合ではない。日常生活を送りながら新聞で政治の動きをチェックしたり、デモに参加するのは面倒なことだけれど、声を上げ続けるしかない」(明日の自由を守る若手弁護士の会・共同代表・黒澤いつきさん。同会は、秘密保護法が成立した直後の6日深夜、「強行採決に強く抗議して、さっそく廃止へアクションをおこそうよ!」という声明を発表した。そこには「まだ終わっていない」として「できること」を示している。例えば、秘密保護法を廃止する法律や、施行を延期する法律をつくるよう議員に働きかける。また、秘密保護法を事実上無力化するために、情報公開をより使いやすい仕組みに見直す法律や、国会・裁判所の監視監督権限を強める法律作りを議員らに求めることを提案している。
 また、「どんどん情報公開請求して、この法律(秘密保護法)が憲法に違反して無効なんだ、と主張することもできます。」
 「万が一にも特定秘密との絡みで逮捕されちゃったら、あらゆる段階で法律の違憲無効と無罪を主張して、たたかっていきましょうね」。
 「秘密保護法の採決強行で内閣は支持率を下げ政策遂行が難しくなるだろう」・「民主党は下野から1年たっても、安倍内閣にどう対応するか党内で意思統一できていない。維新・みんなの党は政権に擦りより、国民と政治をつなぐ役割をはたしていなかった」(政治評論家・森田実氏)
 「法案の全文が明らかになるのが遅かったこともあり、メディアの立ち上がりが遅れてしまった」(ジャーナリスト・青木理氏)
 「テレビは問題点を明示できなかった。TBSや朝日はまだ頑張っていたが、NHKはひどかった。政権の「安心だ」というイメージを垂れ流していた」(法政大・ジャーナリズム論・水島宏明教授)
「安倍政権は公務員とメディアの問題で、一般市民には無関係だと感じさせていた。政権の情報作戦に、負けた側面がある。」・「言論や表現の自由に関することは、メディアはそろって厳しく批判するのが当然だが、そうはならなかった」(共同通信元編集局長・ジャーナリスト・原寿雄氏)
 「メディアの力がなさ過ぎる。メディアの役割は権力の監視なのに、幹部が政治家と、ご飯を食べて喜んだりして、その機能が果たされていない。これでは、中国や北朝鮮のメディアを批判できない」(作家の室井佑月氏)
「まず報道の自主規制しないことが。スタートだ。」・「安倍政権は、年が明ければ、世論は落ち着くと思っている。安倍晋三首相がいうチェック機関はきちんとつくれるのか、運用は適正なのかなどを監視していく必要がある。怒りを持続できるかが勝負だ」(青木氏)
「ジャーナリストはこれ以上、自由を後退させないためにも、命懸けで仕事をしていくしかない。政府の秘密を暴き、不正や癒着をどんどん明らかにすれば、秘密保護法のおかしいところがもっと明らかになるはずだ」(水島教授)
 「「秘密保護法は施行まで1年間ある。もし東京都知事選が行われればそこでも争点化する。国民は地方選などを通じて政権に圧力をかけ、秘密保護法を使えなくしたり、方向転換を迫ったりすることが可能だ」(森田氏)
「秘密保護法反対デモは脱原発の時よりも小規模かもしれないが、短期間で声をあげる人がこれだけ増えた。自民党の石破茂幹事長がデモをテロと表現したのも、市民が与党を追い詰めた証拠だ」・「特定秘密の指定の妥当性をチェックする第三者機関の設置や運用について、市民が圧力をかけ続けることが重要だ。例えば、議員事務所にファックスで訴えるのもいい。アベノミクスで支持率を挙げた安倍政権も、今回の市民の動きに「意外と思い通りにはできないぞ」と感じたはずだ」・「市民が政治家に対抗するには、記憶と記録が大切だ。審議や採決で政治家がとった行動を覚えておき、新聞記事などを保管しておく。忘れないでいて、今後の投票行動に反映させればいい」(哲学者・高崎経済大学准教授・国分功一郎氏)
 すべてが、これからの運動に、励みになる「言葉」だ。とくに、若手弁護士の会の「言葉」、いざという時の「味方」がいて、心強い。
 ただここで、一つ不思議なのは、社会の多くの仕事は、人の手、労働者の手によって実行されている。その、労働者、その団体の動きがまるで見えないような気がする。昔の「総評」のようなものが懐かしい。
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by sasakitosio | 2013-12-11 17:24 | 東京新聞を読んで | Trackback