憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

憲法を骨抜きにする愚挙 

 12月7日付朝日新聞社説に、「憲法を骨抜きにする愚挙」という大見出しで、「外される歯止め、権力集中の危うさ、国会と国民の決意」という小見出しで、特定秘密保護法についての記事が載った。
今日はこの社説に学ぶことにする。
 社説は、「この法律では、何を秘密に指定するか、秘密を国会審議や裁判所のために示すか否かを行政機関の長が決める。
 行政の活動の中に、国民と国会、裁判所の目の届かないブラックボックスをつくる。その対象と広さを行政が自在に設定できる。
 都合のいい道具を、行政が手に入れたということである。領域はおのずと広がっていくだろう。
 憲法の根幹である国民主権と三権分立を揺るがす事態だと言わざるをえない。」と指摘した。
 つづいて社説は、「安倍政権はまず、集団的自衛権に反対する内閣法制局長官を容認派にすげ替え、行政府内部の異論を封じようとした。
 次に、NHK会長の任命権を持つ経営委員に、首相に近い顔ぶれをそろえた。メディアの異論を封じようとしたと批判されて当然のふるまいだ。
 そのうえ秘密保護法である。耳障りな声を黙らせ、権力の暴走を抑えるブレーキを一つ一つ外そうとしているとしかみえない。
 これでもし、来年定年を迎える最高裁長官の後任に、行政の判断に異義を唱えないだろう人物を当てれば、「行政府独裁国家」への道をひた走ることになりかけない。
 衆参ねじれのもとでの「決められない政治」が批判を集めた。だが、ねじれが解消されたとたん、今度は一気に歯止めを外しにかかる。はるかに危険な道である。」と、指摘した。
 さらに社説は、「急ぎ足でどこへいこうとしているのだろう。安倍政権は、憲法の精神や民主主義の原則よりも、米国とともに戦える体制づくりを優先しているのではないか。<中略>
政府から見れば、説明や合意形成に手間をかけるより、権力を集中した方が早く決められる、うまく国民を守れると感じるのかもしれない。
 けれども情報を囲い込み、歯止めを外した権力は、その意図はどうあれ、容易に道を誤る。
情報を公開し、広く議論を喚起し、その声に耳を傾ける。行政の誤りを立法府や司法がただす。その、あるべき回路を閉ざした権力者が判断を誤るのは当然の帰結なのだ。
 何よりも歴史が証明している。戦前の日本やドイツがその典型だ。ともに情報を統制し、異論を封じ込めた。議会などの手続き抜きで、何でもきめられる仕組みを作った。政府が立法権を持ち憲法さえ無視できるナチスの全権委任法や、幅広い権限を勅令に委ねた日本の国家総動員法である。それがどんな結末をもたらしたか。忘れてはならない。」とも、指摘した。
 最後に社説は、「憲法は、歴史を踏まえて三権分立を徹底し、国会に「唯一の立法機関」「国権の最高機関」という位置づけを与えた。
 その国会が使命を忘れ、「行政府独裁」に手を貸すのは、愚挙というほかない。
 秘密保護法はいらない。国会が成立させたのなら、責任を持って廃案を目指すべきだ。<中略>
 国民も問われている。こんな事態が起きたのは、政治が私たちを見くびっているからだ。
 国民主権だ、知る権利だといったところで、みずから声を上げ、政治に参加する有権者がどれほどいるのか。反発が強まっても、次の選挙のころには忘れているに違いない~~。
 そんな風に足元を見られている限り、事態は変わらない。
 国民自ら決意と覚悟を固め、声を上げ続けるしかない。」と締めくくった。
 久しぶりに、読み応えのある社説であった。
 この法律で、「行政独裁」を作ってしまった。それは国会が使命を忘れ、国民主権を忘れ・侮り、「行政独裁」をつくってしまったこと。
 この法律を「廃止」しなければならない。少なくとも、執行停止にしなければならない。そのためには、引き続き、反対運動を継続し、早期に衆議院解散を実現し、いづれにしても次の国政選挙で、この愚挙で正躰が余すところなく「晒された」国会議員を落選させる。特に、自民党と公明党の議員は当選させない。そのために、立候補できる人は、運動を開始し、準備金をためる。今度は、マスメディアも、健忘症にならない。公約を忘れたり、公約に反することをした議員一覧を今から作っておいてほしい。それぞれの、社会的ポジションで、できることを、すべてやって、憲法を骨抜きにする「特定秘密保護法」を廃棄するまでがんばろう!!
 人のうわさも75にち、100にち経てばそら吹く風、と講釈の世界にはありますが、ここは、三つ子の魂百までも、で、行きたい。 
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by sasakitosio | 2013-12-07 20:15 | 朝日新聞を読んで | Trackback