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by sasakitosio

拡大する海運 パナマ運河から変わる世界

 12月2日付朝日新聞社説下に、「風」という、署名入りの囲み記事がある。今日の筆者は、アメリカ総局長・山脇岳志氏だ。
 今日はこの記事に学ぶことにした。
 筆者は、「世界貿易の9割は、海運に頼っている。その変化はすさまじい。
 世界経済の伸びを反映して、海上輸送量は過去40年間で3倍以上に増えた。20年後にはさらに倍増する勢いだ。船はどんどん大型化する。より効率的に、より安く物資を運ぶためである。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「中南米のパナマ運河はでは、総額52.5億ドル(約5400億円)をかけた拡張工事が行われている。約100年前にできた今の水路は浅く、幅も狭い。4千数百個のコンテナ詰める船が、ぎりぎり通れる程度だ。
 2015年に拡張工事が完成すれば、今の三倍近い1万2千個ものコンテナを積める船が通れるようになる。
 大型の液化天然ガス(LNG)船も、大半が通過できるようになる。米国で産出されるシェールガスを液化し、日本に持ってくるプロジェクトへの期待が高まっている。これもパナマ運河が拡張されることで運びやすくなる。」と教えてくれる。
 つづいて筆者は、「きょう日本にやってくるバイデン米副大統領も、海運に並々ならぬ関心を寄せる。9月にボルティモア港を視察、先月にはヒューストン港やパナマ運河を訪れた。
 バイデン氏はボルティモアで、こう危機感をあらわにした。「世界は変わりつつある。ボルティモアのように港を拡張しなければ、我々は立ち遅れてしまう。米国全体のインフラを近代化しなければならないのだ」」とも教えてくれる。 
 さらに筆者は、「70年代の古い資料を当たると、確かに、神戸のコンテナ取扱量が世界で1位や2位の年があった。2012年の統計では、神戸は52位。日本一の東京港でも、世界ランクは28位である。
 いま世界トップ、上海やシンガポールといった港は、大型コンテナ船が入れるよう集中的に投資した。日本は、港湾予算を幅広くばらまいたこともあって、対応が遅れた。」と、指摘した。
 最後に筆者は、「日本政府は3年前、京浜港と阪神港を「国際コンテナ戦略港湾」に指定し、集中投資を始めている。だが、一度奪われたシェアを取りも戻すのは、そう簡単ではない。」と、締めくくった。
 読んで大変勉強になった。パナマ運河の拡張が、2015完成予定とのこと。日本が70年代、コンテナ扱い量で、神戸が世界1位の時があったこと。一つ賢くなったかも。ただ、コンテナの総量は、後背地の「荷物」を必要とする需要が影響しているような気がする。
 そこで、コンテナ扱い量で世界一になるには、日本の国内経済活動が活発になり、輸出入とも世界一にする「政策」が不可欠のような気がした。
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by sasakitosio | 2013-12-03 17:11 | 朝日新聞を読んで | Trackback